「メルカリNOW」参入!買取アプリ「CASH」の焦りは?

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「メルカリNOW」参入!買取アプリ「CASH」の焦りは?

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最低買取価格

買取アプリ「CASH」はファッションアイテムなどを撮影するだけで、査定・現金化できるサービス。11月27日に「最低買取金額を1,000円とする」と発表したものの、12月7日に「最低査定価格1,000円キャンペーンを新規ユーザーに限る」と変更しました。そこには焦りが見え隠れします。

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「CASH」はいつの間にキャンペーンとしたのか

買取アプリ「CASH」は6月にサービス開始したものの、16時間で3億6000万円のキャッシュ化が行われ、サービスを停止する事態になりました。その2ヶ月後にサービスを再開し、11月21日にはDMM.comが運営会社バンクを70億円で買収するなど大きな話題を呼びます。

そして11月27日、メルカリが「メルカリNOW」として、ほぼ同様の即時買取サービスを開始。そこへぶつけるように、当日「最低買取金額を1,000円とする」と発表しています。この時、運営会社のCEO光本勇介氏はこう述べています。

「この価格ならノールックで買い取らせていただける」

かなりの自信です。しかし、12月7日に「最低買取金キャンペーンは新規ユーザーに限る」と内容を変更。しかし、最低買取金額を設定した際、「キャンペーン」という言葉は使われていません。いつの間にキャンペーンになったのでしょうか。

あまりにも見通しの甘い運営

このキャンペーン内容の変更について、公式の説明はこのようになっています。

大変ありがたいことに、毎日多くのみなさまにご利用いただいているため、1日で用意しているキャッシュ上限にすぐに達してしまい、CASHをご利用いただける方が限られてしまう状況が続いておりました。

各種メディアで話題となり、AppStoreでもトップ10に入るほどの話題になっていたため、相当なユーザーの増加があったと思われます。しかし、あまりにも見通しが甘くはないでしょうか。

発足当初にサービス停止、これは予想以上の「キャッシュ化」が発生したためでした。そして、キャンペーンを開始してわずか10日ほどで、予想以上の「キャッシュ化」が発生したため内容の変更。構図は同じです。

「メルカリNOW」にぶつける形で「最低買取価格1,000円」を始めたのであれば、つまり話題を横取りしたからには、そのまま続けられる形で運営されるのが正当な姿でしょう。最初から「新規ユーザーに限る」ことはできたはずです。加えて、いつの間にか「キャンペーン化」されているので、内容変更をする理由になっています。

とりあえず始めてみる、とりあえず言ってみる、そのような運営に見えないでしょうか。メルカリという巨人が「即時買取」という「ブルーオーシャン」に進出してきた。その焦りは理解できますが、まずは堅実な運営をしてから戦略を打ち出すべきでしょう。

公式説明

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。

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