激変するモバイル業界をキャッチアップ

コラム

消費者庁がFREETELに措置命令。ネットに流れる噂との合致。信用をゆるがしかねない問題とは?

投稿日:

消費者庁はプラスワン・マーケティングの格安SIMサービス「FREETEL SIM」に対して景品表示法に違反するとして措置命令を下しました。それは「業界最速」という表示。他社よりもスピードが早いという記述に対して「合理的な根拠がない」と判断されました。

スポンサーリンク

FREETELのスピードテスト最適化疑惑

FREETELは「通信速度が速い」ということを一番の売りにして勢力を拡大しています。今回の措置命令も「業界最速」をうたったものでした。しかし以前から「スピードテストと体感速度が違う」という声が聞かれています。

あるサイトの計測によると、12時の一番混雑する時間帯にスピードテストアプリで「11Mbps」という速度を記録しています。他社のSIMだと早くて数Mbpsという時間帯にこの速度は「業界最速」とうたえる速度かもしれません。

しかし、同時間帯にYoutubeの視聴を計測してみると、0.3Mbps〜0.5Mbps程度と、説明ができないくらいの速度しか出ていません。またアプリのダウンロードについても0.5Mbps程度でした。

しかし、このサイトはこの「スピードテストへの最適化疑惑」を検証するサイト。少々、偏った見方になってしまっている可能性もあります。

別視点からの速度計測結果

speedtest

ニュースサイト「ITmedia」での企画は「混雑時にYoutubeを快適にみられる格安SIMは?」というものです。スピードテストの結果は、2.7Mbpsとそれほど突出して速いわけではありません。しかし、Youtubeの視聴の際には0.2Mbps〜0.3Mbpsと、やはり大きな差があります。

ユーザーには判別の方法がない

スピード測定結果についてだけ速くすることは簡単にできます。スピードテスト行きのデータを優先的に送信すればいいだけです。しかしこれは、事業者側での設定によるもので、ユーザーにはわかりません。しかし、「スピードテストだけ速くしているのでは?」という声が上がっているのは事実です。

そこへきて、「業界最速」をうたったことに対して、消費者庁から「合理的な根拠がない」と是正措置が出ています。これ以上は憶測になりますので控えますが、果たしてFREETELは信用に値するのか、それは疑問に思われます。現状でもわかりにくいと言われている格安SIM。健全な市場の成長を望みます。

-コラム
-,

スポンサーリンク

最新ニュースをLINEでお届け!

友だち追加

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

パソコンのパスワード画像

パスワードを紙に書いておくのは時代遅れ?いや、安心できて確実な方法だろうという話。

パスワードの管理はどうしているでしょうか。McAfeeが世界の3,000人に対して、どのように管理しているのか調査をし、その結果を発表しています。パスワードの使い回しで乗っ取りが横行している現在、例え …

IoT乾電池

「IoTって何?」「格安スマホって何?」それが何なのかと、言葉の誤用についての話。

最近、筆者には気になっていることがあります。それは「言葉の誤用」です。ある大手メディアでIoT乾電池に関する記事がありました。みてみるとそれは「IoT」ではないのです。おそらく言葉の新しさ、響きだけと …

格安スマホは日本メーカーだからといって安心ではない!?格安スマホの現状について。

先般このような記事を掲載いたしました。 格安スマホが欲しいけど…日本製がいい…。安さを追求した日本製スマホ「covia FREAZ Que」 この記事についてこのようなご指摘をいただきました。 虚偽記 …

money

現金が売られているという異様な光景。フリマアプリ「メルカリ」に潜む社会の闇とは?

フリマアプリ「メルカリ」は、手数料不要で、安心して取引できる、スマホで完結するので簡単。そんな手軽さでどんどんと業績を伸ばしていますが、異様な光景が広がっています。「現金が売っている」のです。どういう …