現金が売られているという異様な光景。フリマアプリ「メルカリ」に潜む社会の闇とは?

コラム

現金が売られているという異様な光景。フリマアプリ「メルカリ」に潜む社会の闇とは?

投稿日:

フリマアプリ「メルカリ」は、手数料不要で、安心して取引できる、スマホで完結するので簡単。そんな手軽さでどんどんと業績を伸ばしていますが、異様な光景が広がっています。「現金が売っている」のです。どういうことなのかお伝えします。

スポンサーリンク

現金が売れる意味

money
このような形で現金が売られています。10万円が約12万円で売れています。異様としか言いようがありませんが、需要があるのです。メルカリの支払いは基本的にクレジットカードで行われます。10万円をクレジットカードで買うと、クレジットカードの「ショッピング枠」が現金化できます。

クレジットカードには「キャッシング枠」がありますが、これはただの借金です。キャッシング枠は金額が少ない、もしくはキャッシング枠自体がないこともあります。その点、ショッピング枠には余裕がある。この差から、「10万円を12万円で買う」という事態が発生します。

ショッピング枠の現金化

このようなビジネスはリアルに以前から存在していて、「ショッピング枠を現金化します」という売り文句で商売がされています。基本的には「買い物」ですので、貸金業法の登録は必要ありません。あまりにも酷い「みなし上の金利」が高い場合、貸金業法の準用という名目で摘発されている事例は存在します。

メルカリはどう捉えているのか

運営会社メルカリはどのように捉えているのかはわかりません。しかし、これで利益が出ていることは把握していると言って間違いないでしょう。法的にも問題はないことなのかもしれません。しかし企業倫理的にはどうなのでしょうか。

メルカリのミッションは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットを作る」。貧困ビジネスとも言えるマーケットを作り出すことが、新たな価値なのでしょうか。

The following two tabs change content below.
奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。

-コラム
-

スポンサーリンク

最新ニュースをLINEでお届け!

友だち追加

  1. […] フリマアプリ「メルカリ」が現金を取り扱っていた問題について騒ぎが収まっていません。その裏でAmazonのマーケットプレイスで大規模な詐欺が流行しています。Amazonは対応に追われていますが、数が多すぎる様子。どんな詐欺なのか、どこに気をつけるのか、お伝えします。 […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

IoT乾電池

「IoTって何?」「格安スマホって何?」それが何なのかと、言葉の誤用についての話。

最近、筆者には気になっていることがあります。それは「言葉の誤用」です。ある大手メディアでIoT乾電池に関する記事がありました。みてみるとそれは「IoT」ではないのです。おそらく言葉の新しさ、響きだけと …

speedtest

消費者庁がFREETELに措置命令。ネットに流れる噂との合致。信用をゆるがしかねない問題とは?

消費者庁はプラスワン・マーケティングの格安SIMサービス「FREETEL SIM」に対して景品表示法に違反するとして措置命令を下しました。それは「業界最速」という表示。他社よりもスピードが早いという記 …

surfaceバナー

MSが「Surface」の月額プランを開始。今後の主流となるか。

マイクロソフトは米国にて、「Surface」シリーズの月額プランを発表しました。18ヶ月で新しいSurfaceにアップグレードすることができます。一方のAppleも、現在ショッピングローン金利0%キャ …

Sigfoxシステム構成

続々と登場するIoTプラットフォーム。日本の現状を探る。

大手キャリアは既にIoT(モノのインターネット)のプラットフォームを持っていますが、最近になって他の企業でもプラットフォームを発表するようになってきました。そのサービスを紹介して、日本のIoTの今をみ …

ARメジャーキャプチャ

Google VRよりApple ARの方がはやる、たった1つの理由

GoogleはCardBoardやDaydream、VR180など、VR(仮想現実)に向けて様々なプラットフォームを構築しています。一方のAppleは「ARKit」でAR(拡張現実)の開発者向けプラッ …