Google VRよりApple ARの方がはやる、たった1つの理由

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Google VRよりApple ARの方がはやる、たった1つの理由

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GoogleはCardBoardやDaydream、VR180など、VR(仮想現実)に向けて様々なプラットフォームを構築しています。一方のAppleは「ARKit」でAR(拡張現実)の開発者向けプラットフォームを発表しました。どちらが浸透するのか、それはAppleのARでしょう。

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GoogleのVRはどのようなものなのか

Googleの、というよりもそもそも今のVRにはゴーグルが必要です。CardBoardはダンボールで作った箱にスマートフォンを取り付ける。DaydreanもVRゴーグルにスマートフォンを取り付ける。それを使って360度のコンテンツを体験するのですが、あまり後方まで見るユーザーはいないことがわかりました。

そこで打ち出して来たフォーマットが「VR180」。前面180度だけのコンテンツにすることで、コンテンツ開発者の負担を減らそうというもの。しかし、そのコンテンツを作るためにはデュアルレンズの専用カメラが必要で、どこまで浸透するのかまだわかりません。

しかし、わかっていることが1つだけあります。それはユーザーが「新しい体験をするためにゴーグルを買う」ということです。ここにはハードルがあります。まだ経験したことがない体験をするために、お金を払う。「どんな体験になるかわからないが、出費が必要」なのです。

iPhoneは既に手元にある

一方の「ARKit」で開発されたコンテンツはiPhone 6s/6s+/SE/7/7+に対応しています。iPhoneは既に手元にあり、毎日便利に使っているのです。そこに新たな体験が加わる。ARを体験するために、新たな出費をする必要がないのです。AR対応のアプリを起動するだけです。

そして、これらのiPhoneは広いユーザーベースがあります。一方、例えばGoogleのDaydreamに対応しているスマートフォンはこれからといった状況です。

結論として、どちらがスマートか

ARメジャーキャプチャ

VRとARの体験は、どちらがスマートでしょうか。ゴーグルをつける必要がある体験とiPhoneを使うだけの体験。Googleグラスが事実上失敗に終わったという過去もあります。

少しAppleのARKitを使ったデモを観ていただきましょう。「ARメジャー」です。

ARを使って、メジャーを使わずに家中のものの寸法が図れる。全く新しい体験。これが、高価なゴーグルなどを必要とせず、今持っているiPhoneだけで体験できるのです。どちらがスマートなのか、それはAppleのARだということをおわかりいただけると思います。

もちろん、GoogleのVRに未来がないわけではありません。これからの技術革新でもっとスマートな、まるでメガネのようなゴーグルであれば、気軽に使えるかもしれません。VRのデモも各地で行われていて、既に体験したものに出費するようになっているかもしれません。しかし、まだまだ時間がかかるでしょう。

既に手元にあるiPhoneで新しい体験ができるAppleのAR。正式リリースはもうすぐです。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。

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