1つのレンズでボケ味を演出!Pixel 2の「Dual-pixel」がすごい!

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1つのレンズでボケ味を演出!Pixel 2の「Dual-pixel」がすごい!

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日本時間で本日、GoogleのハイエンドAndroid端末「Pixel 2」と「Pixel 2XL」が発表されました。大きなトピックとしては「Google Lens」に対応するところですが、それはもう少し先。それよりも搭載されたカメラに採用されている「Dual-pixel sensor」がすごいのです。

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「Dual-pixel sensor」とは?

Pixel 2のカメラ

カメラが写真を写す「画素」よく1,200万画素などと表現されていますが、1画素あたりの大きさは年々小さくなっています。去年は1.55μmだったものが今年は1.44μmまで小さくなっています。Googleはこの「小ささ」を活かして、普通の1画素の領域に2画素入れることにしました。

これが「Dual-pixel sensor」の由来ですが、この効果として、「ひとつのカメラ」で最近のスマホで流行っている「デュアルレンズ」を実現してしまおうというのです。

写真の奥行き

仕組みはこうです。1枚の写真を撮る際に、1つのセンサーは「ピントのあった画像」もう1つのセンサーで「あらかじめボケた画像」を撮ります。同時にこの2つのセンサーで奥行きマップを作成し、前景と背景を識別します。最終的に合成され、前景にピントの合った、背景がボケている写真ができます。

スマホカメラの評価で最高点をマーク

「iPhone 8 Plus」のカメラが過去最高評価をマーク!という記事で紹介しましたが、この記事に登場するDxOmarkがiPhone 8 Plusを超える評価を出しました。特に「ボケ」の評価で(海外でも「Bokeh」と表現されます)、「iPhone 8 Plus」「Samsung Galaxy Note 8」を抜いたとしています。

実際に見てみましょう。

これが「Google Pixel 2」のポートレイトモードで撮ったボケ味です。

Pixel 2のポートレイト

これが「iPhone 8 Plus」のポートレイトモードで撮ったボケ味。

iPhoneのポートレイト

「どちらがいい」とははっきり言えないくらいの出来になっています。Pixel 2の方は背景がよくボケていて、そのボケ味は自然です。iPhoneは手前から奥へ行くにつれてボケていき、遠近感がよく出ています。

これは当然と言えば当然の結果かもしれません。Pixel 2は同じレンズでボケた画像とピントの合った画像を合成しているため、背景との距離はこちらの方が正しいのです。iPhoneは光学的にピントの違う2枚のレンズを使って合成していますので、距離感は正しくなくてもボケ方としては正しいのです。

これはもう、好みの問題と言えるでしょう。DxOmarkは「Google Pixel 2」の方に軍配をあげました。筆者としては、光学的に正しくボケたiPhoneのボケ味の方が好印象です。違う方法で「ボケ」を作っているため、シチュエーションによっても得意、不得意が出てくるでしょう。

ひとつのカメラでボケを作る「すごさ」

Googleが「ひとつのカメラ」で、現在流行している「デュアルレンズ」を実現したことは賞賛に値するでしょう。事実、「iPhone 8 Plus」はボケた写真が撮れますが、「iPhone 8」ではそれができません。Googleなら「Pixel 2」でも「Pixel 2XL」でもボケた写真が撮れます。

どちらの方法にしてもまだ進化の余地は残されています。この先、どのように進化して行くのか。正直に筆者が思ったことは、コンパクトデジカメにこの機能をつけて欲しい。大きな一眼レフを持ち歩く必要が無くなります。しかし、コンパクトデジカメさえ要らない世の中なのでしょう。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。
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