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急成長を続けるSpotifyは使えるサービスなのか。Apple Musicユーザーが使ってみた。

投稿日:2017年3月16日 更新日:

2017年3月になって有料プランユーザー数が5,000万人となったSpotify。1年間に2,000万人のユーザー増加となりました。これは同時点でのApple Music有料プランの2,000万人と同数。その成長の凄まじさがわかります。

現在、Spotifyでは有料プランの60日体験キャンペーンを実施しており、Apple Musicユーザーの筆者は早速試してみました。両者の違いはどのあたりにあるのか、レビューいたします。

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邦楽におけるSpotifyとApple Musicの違い

Spotify
両者とも海外のサービスですので、洋楽は充実していることでしょう。しかし、邦楽ではどうなのか。邦楽はこのようなストリーミングサービスに否定的です。そこへどのくらい攻め込んでいるのでしょうか。

まず、Apple Musicですが、かなりがんばっています。有名なアーティストであれば、たいてい聴くことができます。ちょっとマイナーなアーティストでも積極的に配信しています。しかし、超有名アーティストになると全く聴くことができません。これは権利の問題でしょう。

次にSpotify。後発で日本に入ってきたばかりですが、かなり充実しています。有名なアーティストであれば、Apple Musicと同様にほとんど聴くことができます。ただしちょっとマイナーなアーティストになると一気に弱くなります。また、超有名アーティストはApple Musicと同じく聴けません。権利の問題については同様のようです。

使い方としてはどうか

iTunes
Apple Musicは新作シングルやアルバムを特集で教えてくれます。その一覧から気になるものを聴いてみて、気に入ればマイミュージックに登録する。気になるアーティストの最下段には、似ているアーティストが提案されます。そこから新しいアーティストに出会うことができます。

Sotify
一方のSpotifyは「新しい音楽との出会い」をコンセプトにしているため、まずはプレイリストが提案されます。様々なジャンルがあり、気になるプレイリストを選択し、そこから新しいアーティストに出会う。気に入ったアーティストはアルバムを保存しておく。プレイリストが充実していて、簡単に新しいサウンドに出会えます。

両者を分けるものは?

itunes2
筆者はしばらくApple Musicを使っていて、その聴き放題という魅力にとりつかれました。知っているアーティストは一通り聴いて新しいサウンドを探し始めるのですが、そのインターフェイス(iTunes)が良くありません。上の画像は提案されるアーティストを辿っていった結果です。提案はされても曲がありません。かなり早い段階で「底」にたどり着いてしまいます。

このユーザー体験は良くないでしょう。期待してクリックした結果がっかりさせられるのです。Apple Musicは「知っているアーティストを追いかける」使い方が良さそうです。

spotify2
Spotifyはほんの少し体験しただけですが、曲を探すインターフェイスが良くできています。新しいアルバムは新曲プレイリストをチェックすればみつかりますし、副産物としてまた新しいアーティストとの出会いがあります。これは全く新しい体験です。

Spotifyの悪いところ、良いところ

まず、悪い点としては、Spotifyはあくまでも音楽ストリーミングサービスにとどまっています。自分が持っているCDを取り込んで聴こうとするとかなり苦労します。なんとか見つけた方法は、iTunesに一旦取り込んで、権利情報を認証し、それからSpotifyにインポートする。ストリーミングに否定的な日本においては、厳しい問題かもしれません。

良い点として、これは筆者の環境においてですが、音質で圧倒的にSpotifyの方が優れています。低音が立体的ですし、アコースティックギターのギラっとした高音成分はApple Musicでは体験できませんでした。各楽器の音が分離して聴こるので、サウンドに広がりがあります。

驚いた機能としては「スマートフォンをリモコンにする」機能がありました。Spotifyをパソコンとスマホにインストールするだけで実現できます。パソコンで音楽をかけながらスマホのアプリを起動します。そして停止ボタン、スキップボタンなどでパソコンの音楽操作ができるのです。それどころか、今再生されている曲のジャケット画像がスマホに表示されます。

この先、Apple MusicとSpotifyは競争になります。Apple Musicもこれからアップデートされるでしょうし、Spotifyも負けてはいないでしょう。音楽業界もこのストリーミング配信の流れには、逆らえないと思われます。ユーザーとしては楽しみな時代になりました。

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