激変するモバイル業界をキャッチアップ

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「モバイルフォーラム2017」から気になる情報をピックアップ。格安SIMの今。

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テレコムサービス協会MVNO委員会が、3月16日に「モバイルフォーラム2017」を開催しました。様々な視点からレポートが行われましたが、気になる情報だけピックアップしてご紹介します。

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格安SIMの現状

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出典:ケータイWatch

MVNOの契約数は順調に伸びる中、いわゆる「格安SIM」の契約数は762万件で、携帯電話契約全体に占める割合は5.1%。まだまだ少ない数字ですが、順調に増えています。今は新しいものに飛びつく層が契約している段階ですが、これからは一般的なユーザーに普及していくだろうとの予測です。

現状問題となっているのはやはり「通信速度」。ジャーナリストの石川温氏が10以上のMVNOサービスの速度を比較したところ、11時台と13時台は大きな問題はないが、12時台にになると軒並み通信速度が問題のあるレベルに落ちたとのこと。月額1,000円をうたうある格安SIMは「話にならない」レベルだったとレポートがありました。

これを受けMVNO委員会では、契約を検討する際に何らかの形で実行速度がわかるよう、検討が勧められています。どのように測定するのかが難しい問題で、「体感」に近い数字になるような指標を定めようとしています。

e-SIMという新しい形の格安SIM

2016年以降盛り上がりをみせている技術に「e-SIM」と呼ばれる埋め込み型のSIMがあります。デバイスにSIMユーザーの認証機能を埋め込み、ネットワークから契約キャリアを切り替えられるという技術になります。これが格安SIMに導入されると「モバイル業界の地殻変動が起きるかもしれない」と報告されていました。

e-SIMがスマートフォンに導入されると、スマホを買ってきてから通信キャリアを選ぶことができます。これで「通信と端末の分離」が実現されることになります。将来的にIoT機器(家電など)にこのe-SIMが導入されることになれば、「家中まとめて乗り換え」という状況が起こりえます。

まずは実行速度の改善・表示を

格安SIMにいつもついてまわるのが「通信速度への不満」。うまく乗り切った格安SIMサービスもありますが、ユーザーがデータ通信を諦めるほどひどい格安SIMもあります。これには設備増強をすべきであると感じますし、言われていたように「体感」に近い指標が表示されることを願います。

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