格安SIMに関するトラブル相談が2.8倍に?格安SIM乗り換え時の注意点を解説!

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格安SIMに関するトラブル相談が2.8倍に?格安SIM乗り換え時の注意点を解説!

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国民生活センターは2016年の「格安SIMに関するトラブル」の相談が前年に比べて2.8倍になったことを発表しました。その件数は1045件。相談にまで発展した件数ですので、実際のトラブルは相当多数にのぼると思われます。どんなトラブルが多いのか、注意点を解説します。

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どんな相談内容が多いのか?

これが格安SIMの相談件数の推移です。2015年から2016年にかけて飛躍的に増大していることがわかります。
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出典:国民生活センター

相談内容はどんなものが多いのでしょうか。国民生活センターでは3つのパターンに分けて紹介しています。

1.今までの携帯電話会社とサービスが異なることによるトラブル

「問い合わせ先が電話窓口しかなく、つながりにくい」

本記事では”格安SIM”という表現をしていますが、現実には「MVNO(仮想移動体通信事業者)」です。大手キャリアから携帯電話回線を買い、消費者へ安く提供する事業者になります。したがって、コスト削減のために実店舗を置くケースは少なく、電話もつながりにくいと考えられます。

「メールアドレスの提供」

大手キャリアではいわゆる「キャリアメール」が提供されます。@docomo.ne.jpや、@ezweb.ne.jpなどのメールです。このメールアドレスはある意味特殊で、「キャリアメール同士」しか送受信できないよう「スパム制限設定」がされている場合が多いです。

格安SIMにするとキャリアメールは提供されません。したがって、送信できない相手が出てきます。筆者もこの問題で悩みましたが、メールを送信できない人はLINEにするか、LINEをしていない人はSMSにするという割り切り方で乗り換えました。その点を理解していないとトラブルになります。

2. 端末とSIMカードを別々に購入することで発生するトラブル

「端末によっては、購入したSIMカードが利用できない場合がある」

いわゆる「SIMロック」です。docomoのSIMロックがされている場合は、ドコモ回線を利用した格安SIMプラン、auのSIMロックがされている場合は、au回線を利用した格安SIMプランを利用する必要があります。これは、「SIMロック解除の義務化」が制定されているので、解決できる問題でもあります。しかし、周知ができていないということでしょう。

「販売されている中古端末の中には、その後の利用を制限されるものがある」

これはiPhoneでよくみられるトラブルではないでしょうか。中古端末として売られているものには「分割払いを途中で放棄した」や「月額料金を滞納したまま」で、売りに出されているケースがあります。これは信頼できる中古販売業者を利用することで解消できます。

また個人で売買するのであれば「IMEI」という番号が提示されているか、提示されていたらAppleのページで制限がかかっていないか、自己責任で調べる必要があります。個人的には業者の保証サービスもつけることができる大手中古販売業者をおすすめします。割高でも安心を買う方が良いと思われます。

3. 利用開始日に関するトラブル

ネットで申し込むと、利用開始まで時間がかかる場合があります。発送やその他手続きが必要になってくるからです。MNPの予約番号など面倒な手続きも知っていないといけません。これは家電量販店で購入することで解消できるのではないでしょうか。手続きから開通までサポートを受けることができます。

相談内容の分析

このような相談内容をみてみると、基本的な格安SIMの知識がないユーザーが値段をみて申し込んでしまった、というような印象を受けます。今まで格安SIMはアーリーアダプター層(新しいものが好き)なユーザーのサービスだったものが、アーリーマジョリティ層(早期の一般ユーザー)に移行してきていて、格安SIMが普及期に入ったことがみてとれます。

この状況を受けて各業者は何らかの施策をとる可能性も考えられますが、自分でもよく調べてから格安SIMに移行することが必要でしょう。一部の格安SIMでは実店舗を置き始めています。値段だけではなく、そのようなサービスを基準に選ぶことも選択肢に入れて考えたいところです。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。

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  1. […] 格安SIMは大手キャリアから回線を安く借り受け、人件費も削って安く提供するというビジネスモデルが一般的です。しかし、従来の携帯ショップのように相談ができないという不満が増えつつあります(参考記事)。そんな中、リアルに単独店舗を置く事業者が増えています。 […]

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