2017年6月1日に発表された格安SIMの新プランまとめと分析

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2017年6月1日に発表された格安SIMの新プランまとめと分析

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6月1日に各社がこぞって新プランを発表しました。格安SIMは競争が激しく、どの事業者も独自色を出そうとしています。しかし、どこが何をしたのかわからなくなってしまうのも事実。新プランを紹介して、各事業者の方向性を分析します。

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UQモバイルは家族をまとめて割引

UQモバイル

au系列のMVNOである「UQ モバイル」は自社回線のUQ WiMAXも提供しているため、他の格安SIMとは少し事情が異なります。UQモバイルでは6月8日から「UQ家族割」を開始します。これはドコモの「シンプルプラン」や「docomo with」と競合させ、家族全体で囲い込もうという戦略にみえます。

UQモバイルプラン表

具体的には対象プランを2回線目以降からは500円引きというもの。シンプルでわかりやすい割引となっています。

mineoはメイン回線としての存在を目指す

mineo

mineo」も比較的にauと近い位置にいる格安SIM事業者。ドコモ回線のDプランとau回線のAプランを提供しており、Aプランが少し安く設定されています。Aプランの利用者の方が多く2/3程度がAプランのようです。

6月1日からデータ通信容量のプランを拡充し、20GBコースと30GBコースを追加、また5GBコースを料金そのままで6GBとしています。

mineoプラン表

そして長期利用特典「ファン∞とく」を設定しました。契約期間によって、事務手数料が無料になったり、イベントで利用できるコインをプレゼントするなどの特典があります。メイン回線として長期利用者をという狙いはわかりますが、どこまでユーザーに伝わるのかはわからないところです。

BIGLOBE SIMはカウントフリーを売りに

BIGLOBE SIM」は「エンタメフリー・オプション」を「3ギガプラン」でも利用できるように敷居を下げました。先日はrajiko.jpもカウントフリーに加えるなど、対象サービスは他社に比べてかなり幅広くなっています。

3GBのプランからカウントフリーを使えるということは、単純に、ユーザーあたりの収益が減ることになります。それを打ち出してきた「特色」は伝わりやすいものと言えそうです。

ユーザーはどれを選べばいいのか

格安SIMは普及期に入っています。そのため各社は独自色を打ち出そうとしますが、あるプランが売れそうだとなると他社が追従するという、ユーザーとしては選択しにくい状況です。データ通信の安定性で選択しようにも毎月順位が変わるという状況となっています。

トレンドとしては「かけ放題」はどこでも提供していて「カウントフリー」に移ってきています。もし、自分の使うサービスのカウントフリーを重視するならば、それを基準にできるだけ大手の格安SIMを選ぶのが安全と言えるでしょう。大手であればデータ通信の安定性が小規模なところよりは期待できます。

今回出てきたように、家族での乗り換えを考えているのであれば、au系列の格安SIMにするか、ドコモ契約のままプランを整理するか、softbank系列のY!mobileにするか、今までの競争関係を引き継いだ選択となりそうです。しかしドコモが動いたため、しばらく地殻変動があるでしょう。既にauが新プランを考えると明言していますし、格安SIMにすることが最適ではなくなる可能性もあります。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。
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