米国でセンサー内蔵の飲み薬が認可される!服薬管理が楽に!

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米国でセンサー内蔵の飲み薬が認可される!服薬管理が楽に!

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Image: Makistock/Shutterstock

米国食品医薬品局(FDA)はセンサーを内蔵したカプセルの飲み薬を認可しました。患者が薬を飲むとセンサーが反応し、データが送信されます。そのデータを患者のスマートフォンなどで受け取り、服薬の管理ができるというものです。

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「エビリファイ マイサイト」

その薬は、大塚製薬がプロテウス社の技術を用いて開発した「エビリファイ マイサイト」。仕組みはこうです。まず、患者が薬を飲むと、胃の中でカプセルが溶けます。そしてセンサーが胃酸に接すると、微小なシグナルが発信されます。それを体に貼ったパッチが受け取り、服薬の日時を記録します。

センサーは銅やマグネシウム、シリコンなどの体に害のない成分で、体内で消化・吸収されることなく体外へ排出されます。データが記録されたパッチには「マイサイト アプリ」で接続し、服薬状況を確認することができます。そして患者が同意すれば、医師にも情報が共有されることになります。

服薬の管理が楽になる!

このエビリファイという薬は、統合失調症や双極性Ⅰ型の障害、うつ病の補助治療などに使われます。この薬は飲み続けることで症状が安定するため、飲み忘れは防ぎたいところでしょう。今日は薬を飲んだか、わからなくなることはよくあります。その管理ができるようになります。

ただ初めて認可された薬が「向精神薬」であることに賛否両論があります。ある日本のニュースサイトでは「統合失調症の患者が『監視されている』という妄想を抱いてしまうのではないか」と憶測していますが、全く当てはまらない偏見でしょう。医師は無能ではありませんし、代替の薬もあります。

それよりも重要なことはメリットです。飲み忘れたことによって「妄想」の症状が発生してしまうことはあり得ます。それくらい重要な服薬管理の負担が減ることは患者にとって歓迎すべきことではないでしょうか。賛否があることは良いことです。プライバシーの問題も関わってきます。

一般的になる可能性は?

今回が初めての承認ということで、今後は患者のフィードバックを得ながら、その効果を検証していくことになります。データは患者の承認をもって医師や家族、ヘルパーなどに共有されます。それは外部での利用にもつながる可能性がありますので、プライバシーについては慎重に扱われるべきです。

もし、患者自身だけのことを考えるのであれば、一般的になることは歓迎できるでしょう。他の薬でも継続的に飲む必要がある薬はたくさんあります。例えば、乳がんの術後に処方される、ある薬は「5年間」毎日飲まないといけません。この負担が軽くなると考えると、いかがでしょう。メリットは大きいと感じられるのではないでしょうか。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。
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