IoT農業用センサー「SenSprout」。家庭用をクラウドファンディングで成功させ、プロ用のサービスをリリース。

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IoT農業用センサー「SenSprout」。家庭用をクラウドファンディングで成功させ、プロ用のサービスをリリース。

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SenSproutは農業の分野にIoTを導入し、クラウドサービスから勘や経験に頼らない農業のソリューションを提供しようというスタートアップ企業。土壌センサー「SenSprout」をクラウドファンディングで成功させ、4月20日より本格的にプロ用のサービスをリリースしました。

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IoTによる土壌管理の意義

SenSprout
土壌管理、特に水やりは農作物の質にダイレクトに影響してきます。今までは農作業をして経験を積まなければ、いい農作物を作るもしくは収穫にまでもっていくことが難しいほど。それをセンサーで数値化し、より良い農作物を目指すことが「SenSprout Pro」のコンセプトです。

システムとしては、水分量と温度を計測するセンサー、データ通信をするゲートウェイ、データを取りまとめるクラウドサービスから構成されています。クラウドにあるデータはリアルタイムで確認が可能で、水分量や温度の設定をすることでアラートを送ることも可能です。

成功をおさめた家庭用センサー

KIT
家庭用の製品として、「SenSprout 工作キット」が直販価格9,800円で販売されています。これは土と葉の水分量を別々に計測することができ、LEDライトの色で水やりが必要かどうかがわかります。例えば、プランターで植物を育てる時には、水のやりすぎによる「根腐れ」がよく起こります。これを使えば、そういったことを回避できる製品になっています。

IoT農業の可能性

農業などの産業にIoTを導入し、参入障壁を下げるもしくは事業者の負担を軽くするというコンセプトは思いつくことではあります。しかし、実際に製品またサービスとしてリリースされたことは大きな意味があるでしょう。クラウドサービスはまだベータ版ということで10月まで無料で提供されます。

このプロダクトが本当に成果を発揮するようになるのは、クラウドサービスにデータが十分集まり、ノウハウが共有されるようになってからだと思われます。そうすれば、プロダクトとして成功する可能性があるでしょう。そんな大規模な話でなくとも、家庭用の製品として水やりの頻度がわかる。面白い製品になっていると思います。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。
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