Windows MRヘッドセットが399ドル!外見はVRゴーグルなのにMR??

マイクロソフトは以前より予告していたWindows Mixed Reality用ヘッドセットの開発者向けモデルの予約を開始しました。価格はAcer版が299ドル、HP版が329ドルと安価になっています。しかし、見た感じはVRヘッドセットと変わりません。どこがMR(複合現実)なのでしょう。

スポンサーリンク

299ドルのMRヘッドセット

MRヘッドセット外観

出典:Engadget

これがAcer版のWIndows MRヘッドセットです。現在のところはVRゴーグルとして機能します。VR世界には「Cliff House」という部屋が用意されます。そこにデスクや壁があり、様々なアプリを起動することができます。

VR世界デスク1

ヘッドセットの左右には光学レンズが搭載されており、頭の動きがトラッキングされます。顔を動かせば隣の机にあるアプリを参照することができます。

VR世界デスク2

実際に動作しているところはマイクロソフトのデモ動画をご覧ください。

スポンサーリンク

どこがMR(複合現実)なのか

マイクロソフト製のHoloLensは透明なメガネにホログラムを表示する形でMRを実現していました。

MR世界デスク

これを安価に実現するため、Acer版やHP版のMRヘッドセットは背景(というよりは現実世界)とVRオブジェクトを合成することになります。こうすることで、より安価にMRが実現できます。

しかし、その合成にかかるマシンパワーが必要になります。現時点で求められているPCのスペックは以下のようなものになります。

CPU:インテルは6コア以上のCore i7、AMDはRyzen 7 1700以上
GPU:NVIDIAはGeForce GTX 980か1060以上、AMDはRadeon RX 480以上
メインメモリ:16GB以上

ちょっと普通のユーザーには敷居の高いスペックです。しかしこれは開発者向けの製品。実際にアプリが出来上がってくる頃には、この程度のスペックのPCもある程度手頃な価格になってくるのではないでしょうか。

より実務的なMR

VRはどちらかというと、エンターテイメントに向いているでしょう。ゲームや映像にどっぷりと浸かる没入体験ができるからです。一方でMRは実務に向いているでしょう。実際にNASAなどではMRを使って火星探査機を設計するなど、実務に使われ始めています。自分たちのオフィスにも欲しいところ…ホログラムのホワイトボードとか…。

スポンサーリンク