ユーザーが製作したLINEスタンプを販売できる「LINE Creators Market」が公開されてから5月8日で3年となりました。LINEはこの3年間の利用および販売実績を発表。LINEスタンプを販売してどれくらい売上があるものなのでしょうか。
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LINE Creators Marketの概要
LINEアカウントを持つユーザーなら誰でも、スタンプや着せ替えを製作して販売できるLINE Creators Market。製作したものはLINEによる審査を通過すればLINE Storeで販売できます。売上のうちの50%がクリエイターに分配されます。
3年間で登録クリエイター数は世界72万人。販売中のスタンプ・着せ替え数は40万セット。3年間の3年間の販売総額は479億円となっています。
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ところで、クリエイターは儲かるの?
売上上位10名のクリエイターの累計平均販売額は5億3000万円。乱暴に平均してしまうと1人あたり5,300万円。50%が分配されますので、2,650万円。さて、多いと思うでしょうか、少ないでしょうか。筆者が最近感じているのは、人気クリエイターのスタンプは企業の公式スタンプとコラボされることが多くなっていること。それを考慮するとかなり多いのではないでしょうか。
LINEでは2015年にスタンプの販売価格を120円〜600円の5段階で価格設定できるようにし、2016年10月には写真を使ったスタンプ販売を解禁しました。当初は1セットあたり静止画スタンプで50個用意しないといけませんでしたが、1セット最低8個からに変更。クリエイターは参加しやすくなっています。
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人気スタンプが儲かる仕組み
LINEスタンプを買おうとすると、まず人気のスタンプが提案されます。そして、その他のスタンプを探してみようとするとランキング形式のものが提案されます。これは売上を上げるためには普通のことでしょう。人気のあるスタンプほど、よく売れるようになります。
ただ好きなイラストレーターがスタンプを出しているのか検索することは難しいところ。検索機能は充実しているとは言いにくいです。このあたりが改善されれば、もっと個性的なLINEの会話が楽しめるのではないでしょうか。
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