最近になってまたLINE乗っ取りの被害が発生しているようです。乗っ取りされた本人は気が付きませんが、その友達に連絡され「iTunesカードの番号を知らせてほしい」などのなりすまし行為が行われます。二度と乗っ取りされないためにはどうすれば良いのでしょうか。
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LINE乗っ取り対策の基本「パスワード」
アカウントの乗っ取りはInstagramでも発生していて、LINEも同じく原因は「パスワードの使い回し」です。ダークウェブと呼ばれる世界では「ユーザー名とパスワードのセット」が1円以下で売られています。もしパスワードを使い回ししていれば、そのダークウェブで買ったパスワードでLINEやInstagramにログインできます。
基本中の基本になりますが、他のサービスでは利用していないパスワードに変更することが先決です。特に「Twitter」「Instagram」「LINE」あたりは日本で狙われやすくなっていますので、これらだけでも別のものにしておきましょう。
覚えておくことができないようであれば、別々のパスワードを紙にメモをして、人の目に届かないところへ保管した方が何倍も安全です。
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LINE乗っ取り対策の最終手段「二段階認証」
LINE運営もこの乗っ取りには積極的な対策をしており、電話番号を使った認証、いわゆる「二段階認証」を導入しています。しかし、乗っ取りを受けたユーザーは、この「二段階認証」が導入されるより以前にアプリをインストールしていると思われます。
LINEに電話番号を登録しておけば、他のスマートフォンやパソコンからログインすることは不可能になります。LINEは明確に「二段階認証」という名称を使っていませんが、電話番号を登録しておくことで自動的に「二段階認証」のログイン方式となります。
まず、「LINE」アプリを開き、①「友だち」アイコンをタップし、右上にある「歯車」の設定ボタンをタップします。
設定画面の「アカウント」をタップします。
アカウント画面の「電話番号」をタップします。
電話番号を入力し「番号認証」をタップします。
SMSで認証番号が送られてきますので入力し、「次へ」をタップします。
「連絡先」「電話帳」を使った友達の追加を許可するかどうかを設定します。近しい友人としかLINEをしないのであれば両方オフにしておいて問題ないでしょう。
「次へ」をタップすると「電話番号の登録が完了しました」というアナウンスがされます。これで登録は完了です。
電話番号の登録が完了するとこのような同意画面が表示されます。トークの内容などを今後のサービス向上のために使わせるという同意画面です。よく意味が分からなければ「同意しない」をタップしておけば問題ありません。
以上で二段階認証の電話番号登録は完了です。
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