最近では100円均一ショップでも売られるようになったLightningケーブル。どうやら、iOS11.3から使えないものが出てきたようです。もともと充電専用のケーブルでiTunesとの同期などには使えませんが、充電はできていました。それが変わったのかもしれません。
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100均のLightningケーブルの仕組み
Lightningケーブルには種類があります。まずApple正規品のLightningケーブル。iPhoneに付属しているものになります。次に「MFi認証」のLightningケーブル。AppleからiPhoneに使えるものとして売られています。そしてそれ以外のLightningケーブルです。
正規品もしくは「MFi認証(Made for iPhone)」品には、特別なチップが搭載されています。これはiPhoneのアップデートがされてもそのまま使い続けられるように搭載されています。対して、その他のケーブルは現在のiPhoneのiOSバージョンで「たまたま」使えているだけなのです。
100円均一のLightningケーブルは充電するためだけに使われていますので、チップなどは搭載されていないでしょう。充電に使われる配線を見つけ出し、その部分にだけ電流を送っているものと思われます。
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100円でも使えるケーブルと使えないケーブルが出てきた
これはどちらも100円均一で購入したものです。写真をみてみると、配線は同じになっています。しかし、使えない方のケーブルをiPhoneの充電に使ってみると、このようになります。
そして充電が停止されます。あまり意識していなかったのですが、iOS11.4ベータ版がリリースされた際に使えないことがわかり、iOS11.3でも使えないことが検証できました。おそらくこの時点でiOSのケーブルに関するソフトウェアが変更されたと思われます。
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ほんとうに使えるケーブルが欲しいならMFi認証品を
先ほども書いたように、100円均一に関わらず今使えている無印の充電用ケーブルは、現在のiOSバージョンで使えているに過ぎません。今後のアップデートで使えなくなる可能性があります。しかしApple正規品もしくはMFi認証品は高い金額が設定されている。
高い金額になっているのはiPhoneに使えるからという理由だけでなく、例えば充電の不良による火災などの事故が起こらないように設計されています。それをもってAppleの認証がされる。Appleとしては粗悪なケーブルでiPhoneのブランドが損なわれないよう、この認証を行なっています。
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