app store

Apple、App Storeから位置情報を収集/送信するアプリを削除

app store
iPhone, iPadにアプリを新しくインストールすると、位置情報を必要なアプリでもなさそうなのに利用許可を求められる……こんな経験をしたことはありませんか?

位置情報は個人情報であるため、できる限り明かしたくはないものです。しかし、最近になってAppleはこのようなアプリをApp Storeから削除している模様です。

スポンサーリンク

審査ガイドラインに違反しているアプリを削除

Appleは収集した位置情報をサードパーティに送信するアプリや位置情報の収集について、ユーザーへの説明が不足しているアプリを削除対象にしています。
削除理由として、App Store審査ガイドラインの5.1.1及び5.1.2に違反していると説明しています。

5.1.1 データの収集および保存
ユーザーまたは使用状況に関するデータを収集するアプリケーションでは、データ収集に関するプライバシーポリシーを明示し、ユーザーからの同意を得る必要があります。
5.1.2 データの使用と共有
事前にユーザーの許可を取り、どこでどのようにデータを使用するかに関する情報を提示しない限り、ユーザーの個人データを使用または送信することはできません。
(一部抜粋)

Appleは開発者に対し、削除されたアプリをApp Storeへ再申請する際は、ガイドラインに違反しているコードやフレームワークなどの要素を削除するように求めています。

スポンサーリンク

EUで施行される「GDPR」が関係か

削除が行われた背景には、欧州で2018年5月に施行される「General Data Protection Regulation(一般データ保護規則)」を遵守する方針が関係していると考えられています。

このGDPRでは、氏名やクレジットカード番号などの個人情報が対象となっています。この法律に則ってAppleはより一層慎重に個人情報を取扱うことにしたのだと思われます。

App Storeへの安心感が向上

一人のAppleユーザーの目線から見ると今回のアプリ削除は、App Storeへの安心感が向上する出来事であったと感じます。今まで位置情報を利用するアプリは「なぜ位置情報を使わないといけないのか?」という説明をきちんとできているものが少ないと感じていました。それらのアプリは、今回の件をきっかけに十分説明をしてくれるようになってくれればと思います。

出典:9to5Mac