2018年からiPhoneアプリをMacでも使えるように?何を意味する?

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2018年からiPhoneアプリをMacでも使えるように?何を意味する?

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Appleデバイス

Appleは早ければ来年から、iPhoneやiPadで使うアプリをMacでも使えるよう、ソフトウェア開発環境を提供すると、米Bloombergが伝えました。どのデバイスで使っているのかによって、タッチスクリーンやマウス、トラックパッドを切り替え、1つのアプリとして開発できるようになります。

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Appleプラットフォームにとって最大の変化

iOSとMacOSのアプリケーションを統一することは、Appleのソフトウェアプラットフォームが何も犠牲にせず、進化し、成長することになる。このことはAppleコミュニティで長い間言われてきたことでした。アプリケーション開発者のSteven Troughton-Smith氏は、こうコメントしています。

「これはiOSが導入されて以来、Appleのソフトウェアプラットフォームにとって最大の変化になるだろう」

iPhoneやiPadにアプリをインストールする「App Store」は欠かせない存在となっています。これがなければ、スマートフォンに機能を追加できません。一方の「Mac App Store」はBloombergが「ゴーストタウン」と表現したように、うまく機能していないのが現状です。

これには原因があります。現在の開発者はiOSのアプリをMacOSで動かそうとするなら、MacOS専用に新たなアプリを製作する必要があります。簡単に言うと2倍の労力が必要です。この結果として、例えばTwitterアプリはiOSで頻繁にアップデートされていますが、MacOSでは更新がほとんどありません。

コードネーム「Marzipan」と呼ばれているこの構想では、1つのアプリを開発すれば、iPhone、iPad、Mac全てで動くアプリが「App Store」で提供されるようになります。これは早ければ来年初夏のWWDCで発表され、次のメジャーアップデート「iOS12.0」「MacOS10.14」で提供される可能性があります。

iPhoneとMacで同じアプリが動く

「モバイルでの体験と、デスクトップコンピュータでの体験を同じものにする」

この構想はAppleだけでなく、MicrosoftもGoogleも試みているものです。MicrosoftはWindows PhoneとWindows 8でこの統合を図ろうとしましたが、この試みは失敗し、Windows Phoneは姿を消しました。GoogleはAndroidアプリが動く「Chrome OS」で実現しようとしています。

例えば、Officeソフトなどはある程度実現しています。これは需要が多く、モバイルアプリとデスクトップアプリが充実しているからですが、会社で作成した書類を iPhoneやAndroid端末で閲覧、編集することができます。しかしまだ、モバイル端末でフル機能は使えません。

Appleはアプリの開発環境を統合することによって、1つのアプリを全てのAppleデバイスで使えるようにしようとしています。FaceBook、Twitter、Instagram、LINE……各アプリの体験がどのデバイスでもできるようになるのです。

この構想の意味とは?

Microsoftにもできなかったこと「モバイルとデスクトップの統合」がAppleにできるのか。その違いとしてAppleは自社でプロセッサを作っている利点があります。ソフトウェアでの対応だけでなくハードウェアでも対応する。それは既に始まっていて、最新のiMacにはApple製のT2チップが一部機能で使われています。

スマートフォンの登場で、携帯電話の概念は大きく変わりました。そして、この統合によってコンピュータの概念が大きく変わる可能性を秘めています。まだ、始まっていませんが、来年から始まる、とても長い物語になるでしょう。

参考URL:Bloomgberg

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奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。


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