ついに正式リリースとなった「iOS11」多数の機能追加を含む大幅なアップデートとなりました。しかし一部で「ダサすぎる」と話題になっています。いったいどういうことなのでしょうか。
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原因は「タイポグラフィー」
このことはデザイナーのライアン・ラオ氏がベータテスター中に発見したものです。それは英語版によるものですが、ここでは日本語版についてみてみましょう。タイポグラフィーとは、文字を美しく読みやすくする技術のこと。美しいとはどういうことか、みていただけると思います。
まずは、「メモ」アプリと「メール」アプリをみてみましょう。タイトルの始まりのマージンに統一性がありません。「メモ」ではかなり狭く設定されているのに対し、メールは広く設定されています。
さらにメールボックスの文字をみてみましょう。タイトル文字間の調整カーニングがされていません。簡単にカーニングしてみたものが右になります。どちらが「美しい」でしょうか。
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その他のアプリでもデザインの問題が
例えば「天気」アプリですが、こうして中心線を引いてみると、「23°」という位置がずれて見えませんか?
ラオ氏は「iOS10」との比較画像で指摘しています。
同じく「iOS10」との比較で、「Apple ID」の一貫性のなさも指摘しています。
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どうした?アップル!?
アップルはその美しいカリグラフィーやタイポグラフィーを導入したことで、パソコンのデザインという新たな価値を生み出しました。Windowsと比べてみると、通常使っているフォントから美しさがあります。
それが「iOS11」になっていきなりどうしたのでしょうか。次期のアップデートで改善されるのか。Apple信者はそう信じたいところでしょう。
参考URL:hackernoon
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