ついにリリースされたiOS12。パフォーマンスと安定性の向上を重視して開発されたiOS12は、機能の向上に喜ぶユーザーの声が上がる中、いくつかのバグも確認されています。海外メディアであるPhoneHacksは現時点で確認されているiOS12のバグをまとめて公表しています。
スポンサーリンク
Contents
問題になっているバグ一覧
「マップ」アプリ
一部のユーザーから渋滞情報が表示されないとの声が上がっています。
iPadでFaceTimeのカメラエフェクトが使用できない
FaceTimeのカメラエフェクトはiPadもサポートしているにも関わらず、使用することができません。
Wi-Fi通話が急に切れる
米携帯大手T-Mobileのユーザーは、Wi-Fiからモバイルデータに通信が切り替わる際にWi-Fi通話が突然切れると報告しています。
iPhone8のモバイルデータ通信に不具合
一部のiPhone8ユーザーがモバイルデータ通信が自動で切断されてしまうと報告しています。同様の報告は他のiPhoneシリーズユーザーからも挙げられています。
サードパーティのアプリがクラッシュする
金融グループであるHSBC UKやHSBC WorldwideのアプリをiOS12で起動するとクラッシュすると報告されています。
バッテリーの減少が早い(バッテリードレイン問題)
iPhone Xおよびそれ以前のiPhoneユーザーからiOS12にアップデートしてからバッテリーの消費速度が早くなったと報告が挙がっています。
バッテリードレイン問題はiOSのアップデートのたびに報告されている事象です。これらはバグではなくiOS12にアップデートした後に端末が最適化作業を行なっているため、バッテリーの消費速度が一時的に多くなっている可能性があります。
10.5インチiPad Proで「設定」アプリがフリーズする
10.5インチiPad Proの「設定」アプリがフリーズするとの報告が挙がっています。これは規則性がなく、不規則にフリーズするようです。
Office 365のモバイルデバイス管理ツールが動かない
Microsoft Office 365のモバイルデバイス管理ツールは、現時点ではiOS12と互換性がないため正常に動作しません。
au版iPhone5s限定「SMSの送受信/MMSの受信ができない」
auのiPhone5sにiOS12をインストールすると「SMSの送受信ができない」「Eメールをメッセージアプリで利用している場合にMMSの受信ができない」という不具合が発生しているとKDDIが発表しました。同社はau版iPhone5sユーザーはiOS12にアップデートしないよう呼びかけ、改善に向けて取り組んでいます。
すでにアップデートしてしまった場合は、通信を4Gから3Gに切り替えることでSMSの送受信とMMSの受信が可能になります。
スポンサーリンク
iOS12.1で改善か
報告されているバグでiOS12が引き起こしているものに関しては、今後行われるアップデートで改善されるでしょう。現在報告されているバグが気になる方はiOS12へのアップデートはしばらく控えるべきです。
特にau版iPhone5sユーザーはKDDIから改善のアナウンスが発表されるまでアップデートはやめておいた方が賢明です。
出典:iPhoneHacks/KDDI
コメント
au版のiphone5cのMAPがバスでねええ