iPhone Xは999ドル(112,800円)という非常に高額な価格設定から、発売当初、その売れ行きが不安視されていました。しかし、第1四半期の結果をみると「世界で最も売れたスマートフォン」となりました。
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世界で最も売れたiPhone X
これが第1四半期の販売台数です。iPhone Xは1,600万台が出荷され、最も売れたスマートフォンとなっています。続く2位と3位もiPhone 8シリーズであり、XiaomiやSamsungを大きく引き離しています。
この結果が出るまでiPhone Xは、失敗や失望など様々な報告がされていて、特に部品供給の少なさが問題視されていました。その際、AppleのCEOであるTim Cook氏は「部品供給は複雑になっており、特異なデータで判断されるべきではない」と言及しています。
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全てが好調なiPhoneの販売台数
この数字を算出したストラテジー・アナリティクスは、iPhone Xの発売開始から3月末までの累計販売台数を5,000万台と推計しています。そして、第1四半期のトップはiPhone X、iPhone 8シリーズがその後に続き、前世代のiPhone 7も4位に位置しています。
Appleのマーケティング上級副社長のPhil Schiller氏はTwitterでこの結果を紹介しました。
#Apple #iPhone X “World's Best-Selling Smartphone” https://t.co/2knl2QmA0e
— Philip Schiller (@pschiller) May 4, 2018
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スマートフォンの高価格化と低価格化
999ドル、日本円で10万円以上となるiPhone Xの成功は、ユーザーのスマートフォンにかける費用を押し上げたと分析されています。スマートフォンにここまで費用をかけられるのであれば、次期iPhoneが1,000ドルを超えてもインパクトは小さく感じられるでしょう。
その一方で、新興市場に対する低価格化の動きもあります。スマートフォンはもはや生活に欠かせない「必需品」と呼んでもよさそうです。
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