「+675」で始まる電話番号に注意!折り返すと高額な請求も。

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「+675」で始まる電話番号に注意!折り返すと高額な請求も。

投稿日:2017年7月5日 更新日: コメント (0)


携帯キャリア大手、ドコモ・au・ソフトバンクは「+675」で始まる不審な着信が増えているため、この電話に折り返し通話をかけないように注意喚起しました。背景には悪徳業者による詐欺が絡んでいるようです。

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「+675」という国番号

着信画面

電話番号には市外局番(090、080など)の前に国番号をつけることで海外に電話をかけることができます。例えば、海外に旅行している場合は日本の国番号「81」を「+81」と打ち、続けて市外局番の0をのぞいた「90」を打つ、つまり「+8190xxxxxxxx」とかけることで通話ができます。

今回問題になっているのは国番号「675」のパプワニューギニアからの着信です。「+675xxxxxxxx」という着信があり、「何だろう?」と折り返し通話をしてみると海外通話のため高額な通話料が発生します。最近になってパプワニューギニアへの通話が激増したため発覚しました。

背後には詐欺グループか

折り返し通話をかけてしまった場合、ドコモは30秒68円、auは30秒65円、ソフトバンクは30秒249円の通話料が発生します。この通話料は各キャリアと現地の電話事業者との間で決定されます。

この「+675」で始まる着信は、パプワニューギニアの電話事業者と詐欺グループが結託して、国際電話の現地事業者分を稼ぎ、詐欺グループへ一部が支払われることによって成り立っていると考えられています。この詐欺は英語圏の国でも発生していることがわかっています。

不明な着信には折り返し通話しない

こう言った電話番号への「総当たり攻撃」は以前から存在しており、日本の番号で不明な番号であれば折り返ししない基本は浸透してきたところだと思います。折り返すと架空請求などの詐欺や営業の電話であったりするためです。

今回は国際電話を使った着信を利用していて、日常的に国際電話を使っていないユーザーは何のことかわからず、思わず折り返しをしてしまうものと思われます。そして大手キャリアからの注意喚起となりました。「+675」に限らず、不明な着信には折り返ししないことが基本的な対策でしょう。

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奥村卓也

奥村卓也

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。趣味はVespa Vintage 100で旅に出ること。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。

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