世界的なモバイルキャリアであるT-Mobileがハッキングされ、1億人以上の個人情報が流出したことを同社が認めました。
T-Mobile Confirms It Was Hacked
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3000万人分のデータが6ビットコイン(約3,100万円)で販売
2021年8月16日にMotherboardがインターネットフォーラムである投稿を発見。3000万人分の個人情報が6ビットコイン(約3,100万円)で販売されていました。この「T-Mobileの顧客情報を販売している」と書き込んでいた人物は、T-Mobileのサーバーにハッキングして手に入れたものだと答えたようです。実際にデータの一部を入手したところ、完璧な社会保障番号や電話番号、名前、住所、IMEI、運転免許情報などの個人情報であることが確認されました。
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影響については現在調査中
T-Mobileは自社の発表で「不正アクセスによるデータ漏えいの影響を法執行機関や専門家と一緒に調査を行っているところです」とアピールしていますが、今後どのような影響が出るのかは不明です。
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通常はダークウェブで販売される
通常、サイバーテロによって不正入手された個人情報はダークウェブで取引されます。ダークウェブは一般に公開されていないWebサイトであり、通常のブラウザではアクセスできません。以下はノートンライフロックによって調査されたデータです。
- パスポート情報 :1~35ドル
- メールアドレス、パスワード:1~15ドル
- 銀行口座(オンライン)番号:1~100ドル
- クレジットカード番号 :1~45ドル
- 個人情報パック :30~100ドル
販売されたデータは悪徳業者によってクレジットカードの不正利用や、メールアドレスを使ってのなりすましなどに利用されてしまいます。企業だけでなく、個人レベルでもセキュリティについて定期的に考えなおしたほうが懸命でしょう。
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