3月22日、アメリカに住むワイリー・デイさんがiPhoneを枕元で充電しながら眠っていました。そういう人は多いと思います。次の日の朝、ワイリーさんが起き上がろうとした時、事故が起こりました。ワイリーさんが感電してしまったのです。病院に搬送され奇跡的に助かりましたが、一体何が起こったのでしょう。
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感電が起きた原因
一晩中、充電したままにしておいたiPhoneですが、その充電器は延長コードに繋がっていました。ワイリーさんが起き上がろうとした時、彼の身につけていたドッグタグ(金属製で名前の掘られたネックレス)が、その延長コードの上にかかったのです。
その時のことをワイリーさんはこう語ります。
それを表現する言葉が思いつかない。
ベッドから地面へ叩きつけられた。
首の周りにとても大きな圧力を感じた。
その瞬間、何も感じなくなった。
感電の原因は延長コードに充電器がしっかりと刺さっていなかったからでした。
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奇跡的な生還
全てが黒と灰色の世界だった。
一緒に住んでいた姪が部屋に駆け込むまで、ワイリーさんは動くことができませんでした。姪が叫んだところで、ワイリーさんは起き上がり、自分が感電したことを認識したそうです。周りは煙が立ち込めていました。着ていたシャツには燃えたのであろう小さな穴がいくつも開いていました。
そして金属の鎖は彼の皮膚に焼き付いていました。
担当した医師によると、彼には約110Vの電気が流れていただろうと推測できるようです。人間は100Vの電気が流れると死に至るそうで、彼は本当に幸運だったとのこと。奇跡的に助かったのです。
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このような事故は多く発生している
調査会社によると、アメリカでは年間に感電で4,400人が怪我をし、400人が感電死しています。その多くは職場で発生していますが、家庭内でも電気機器を扱う際には注意が必要とのこと。日本の電圧は100Vですので、目立った感電事故は起きにくいですが、今回の延長コードのように枕元に置かないなど、注意が必要でしょう。
参考URL:Washingtonpost
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