NURO光について聞いたことがある人は、なんとなく「速い」というイメージがあるでしょう。
この記事では、「なぜ速いのか」、「気になる料金プラン」について徹底的に解説します。
さらに、私が実際に使ってみた速さのデータと料金明細も大公開します!
ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
国内最速を誇る通信速度
NURO光の「下り最大2Gbps」という速さは現在国内最速です!
なぜこのような速さが実現できたのか、実際どうなのかなどを解説します。
下り最大2Gbpsってどういう意味?
「上り最大◯Gbps」や「下り最大◯Gbps」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
※下り=受信、上り=送信
しかし、だからなんなのか、何ができるのかがよく分からないですよね。
この辺りの知識をつけることで、本当に良いものが選べるようになります。
「Gbps」とは、通信速度を表す「bps(bits per second)」に、10億倍の意味を持つ「ギガ(=G)」を合わせたものです。
つまり、1秒間に10億ビット(=1Gビット)のデータを転送できるという意味です。
ちなみに、半角1文字分を送ろうとすると、8ビット(=1バイト)の容量が必要です。
仮に「8bps」という表記のものがあれば、それは1秒間に半角1文字を送れるという意味になります。
なんとなくイメージが掴めてきましたか?
「下り最大2Gbps」を分かりやすく言い換えると、1秒間に半角文字を2億5000万字分を受信できる計算です。
文字で言われてもピンと来ないという方へ、動画ならどうでしょうか。
HD画質で60分の動画の場合、約11GBものデータを読み込む必要があります。
「下り最大2Gbps」であれば、この大容量のデータもわずか5秒でダウンロードできるのです!
なんとなく「NURO光の速さ」が分かってきたのではないでしょうか。
余談ですが、私はゲーム好きでして、オンラインゲームをよくします。
オンラインゲームは本当に1分1秒争う瞬間があり、ネットの回線が命です!
NURO光に変えてからはネット回線のせいにはできなくなりました…
ぜひNURO光に乗り換えて、速さを実感してみてください!
なぜ国内最速を実現できたの?
NURO光の速さが理解できると、なんでNURO光だけ「下り最大2Gbps」を実現できたのかという疑問が湧いてきますよね。
その答えはこの図です!
NURO光が実現できたのには、2つの理由があります。
- 国際基準であるGPONを採用した
- ホームゲートウェイ(ONU)の開発に成功した
GPNOって何?
まず1つ目の「GPON」について解説します。
「GPNO」とは、最大2.5Gbpsまで対応できる伝送技術です。
他社では、「GEPON」という技術が採用されています。
「GEPON」は、1Gbpsまでしか対応していません。
ここが大きなポイントです。
現在、「GPNO」を採用しない限り、「下り最大2Gbps」の実現はあり得ないのです。
では、なぜ他社は「GPNO」を採用しないのか。
それは、すでにインフラが整っており、「GPNO」を新たに導入するにはコストがかかりすぎるということに尽きます。
これから勢力を拡大していくNURO光だからできるというのも唯一「下り最大2Gbps」を実現できている理由の1つに挙げられます。
ホームゲートウェイ(ONU)って何?
先ほど紹介した「GPON」を導入したからと言って、通信速度が上がる訳ではありません。
なぜなら、「GPON」は、通信局とONUを繋ぐ手法であり、ONU→端末まではカバーしていないからです。
上図を見ての通り、インターネットが使えるようになるまでに通信局→ONU→端末という順序を踏んでいます。
つまり、「ホームゲートウェイ(ONU)」とは、端末をネットに繋ぐための橋渡し的な役割をするものと考えていただければ問題ありません。
詳しく言うと、「モデム(インターネットを使えるようにする機械)+ルーター」です。
そして、ONUが「下り最大2Gbps」に対応していなければ、せっかく「GPON」で「下り最大2Gbps」を実現しても意味がなくなります。
そこで、NURO光はメーカーとの共同開発を行った結果、「下り最大2Gbps」に対応できるルーターの開発に成功し、「下り最大2Gbps」の実現を可能にした訳です。
ベストエフォートとは
公式ページの通信速度を紹介しているところに「通信速度についての注意事項はこちら」というリンクがあります。
これを押してみると、下図のような注意書きが表示されます。
これを要約すると、「下り最大2Gbps」というのは理論値であり、使用状況で必ずこの速度が出る保証はしませんということです。
このように、最大の結果が得られるために努力はするが、保証はしないということを「ベストエフォート」と呼び、「下り最大◯Gbps」などを「ベストエフォート値」と呼びます。
「今まで散々下り最大2Gbpsとか言ってたのに出ないのか」と怒る気持ちがあるかもしれませんが、これはNURO光に限らずインターネットサービス全般に言えることで、こればかりは仕方がないと諦めるしかありません。
また、現状「下り最大2Gbps」という速さに対応している端末がないというのも事実です。
じゃあ、「下り最大2Gbps」を売りにしてるNURO光は結局他と変わらないんじゃないと思うかもしれません。
しかし、先ほども言った通り、ネットサービス全般に言えることなのです。
つまり、「下り最大1Gbps」と謳っているサービスも実際はもっと遅いのです。
NURO光に関して言えば、ルーターまでは「下り最大2Gbps」を実現しているので、実測値で比べると、やはり他社サービスより圧倒的な通信速度がでていることは間違いありません!
実際のところどれくらい早いの?
前節で「実測値で比べると、やはり他社サービスより圧倒的な通信速度がでていることは間違いありません!」と断言しました。
やはりその証拠もお見せしなければなりませんよね。
というわけで、普段私も使用しているので、私が測った実測値もご紹介しておきます。
※↓実測値の評判が気になる方はこちらの記事も参照してください
上図が、土曜日の昼間にNURO光を使っている自宅で計測した値です。
下図は、同時間帯にWi-Fiが使えるカフェにいた友人に計測してもらった値です。
なんとカフェのWi-Fiの約20倍という数値が出ています。
NURO光の通信速度が速いのは明らかです。
今使っているネットの速さを知ろう!
ここまで実測値をご紹介してきて、NURO光の速さを証明してきました。
が、まだ疑っている人もいるでしょう。
ここでは、その疑問を実測値を見ながら解決していきます。
今お使いのネットの速度を数値化し、先ほど紹介したNURO光の実測値を比べて見てください。
数値を比較すれば、NURO光に乗り換えるとどれくらい速くなるのかが想像しやすいと思います。
このリンクをクリックすると下図のようなサイトにアクセスします。
このページにアクセスできたら、少し下の方に下図のような画面が出てきます。
あとは、「測定開始」のボタンを押すと、今お使いのネットの速度が分かります。
ちなみに、一般的に言われている速度の目安があります。
例えば、「快適に動画を再生するために必要な速度」の目安は以下の通りです。
- 4K画質 : 25 Mbps以上
- HD画質 : 7 Mbps以上
- 標準画質 : 3 Mbps以上
- 低画質 : 500 Kbps以上
ぜひ参考にしてみてください!
自分に合ったプランで申し込もう!
続いて、料金について説明していきます。
料金プランは大きく分けて2つあります。
- 戸建プラン
- マンションプラン
基本的に戸建にお住いの方は戸建プラン、マンションにお住いの方はマンションプランですが、7階建て以下のマンションにお住いの方のみどちらか選ぶことができます。
どちらがいいかはプランの詳細と現状を考えて決めます。
戸建プラン
戸建プランの中でも、さらに2種類のプランがあります。
それぞれどう違うのか、どちらがいいのかについて解説します。
基本情報
「NURO 光G2V」と「NURO 光G2」の2種類用意されています。
それぞれ以下の表の通りです。
プラン | NURO 光G2V | NURO 光G2 |
---|---|---|
月額料金 | 4,743円 | 7,124円 |
基本工事費 | 40,000円 (30ヶ月の分割) | |
契約事務手数料 | 3,000円 (利用開始月に請求) | |
契約期間 | 2年間の継続契約 | × |
契約解約料 | 9,500円 | × |
キャンペーン | ◯ | × |
G2VとG2の違い
G2Vの特徴は次の3つです。
- 月額料金が安い
- 2年縛りがある(解約違約金あり)
- キャンペーンが適用される
それに対して、G2の特徴は次の3つです。
- 契約期間の縛りがない
- 月額料金が高い
- キャンペーンの適用がない
一見、「G2V」は2年縛りがあるからすぐに引っ越す可能性がある場合は「G2」がいいと思いませんでしたか?
しかし、それは間違いです。
よく考えてみましょう。
月額料金の差は、2,381円です。
つまり、4ヵ月利用すれば解約違約金(9,500円)とほぼ同等になります。
これに対して、当サイトで推奨しているキャンペーンでは最大8.3万円のキャッシュバックが受け取れるものもあり、キャンペーンでもらえるキャッシュバック額の機会損失を考えると、「G2」を契約した時点でマイナスになります。
結論、NURO光を契約するときは「G2V」一択だと言えます。
キャンペーンをしっかり確認して「G2V」でNURO光を申し込みましょう!
マンションプラン
まず前提として重要なことがあります。
それは、
利用マンション1棟につき、申込者数が4人に充たない場合には、NURO光が使えない
という点です。
つまり、4人以上がNURO光を使いたいと言って、初めてNURO光を導入できます。
ですが、公式ページで呼びかけポスターも用意されていますので、意外と残り3人を集めやすいかもしれないですね。
また、他にも「導入条件を満たしていること」や「オーナーの許可が必要」という条件があります。
しかし、導入のハードルが高い分、戸建より安く利用できます。
初期費用はいくら?
初期費用は戸建プランとほぼ変わらず、下記の2つです。
- 契約事務手数料:3,000円(税抜)
- 宅内工事費 :40,000円(税抜)(36ヶ月の分割払い)
ちなみに、オーナー側に導入費用は一切かかりません。
導入費用は契約者の月額料金に含まれています。
結局月額料金はいくらになる?
月額料金は、「Hands-up会費」+「NURO光forマンション月額基本料金」で構成されます。
「NURO光forマンション月額基本料金」は1,600円/月で固定です。
利用人数で金額が変動するのは「Hands-up会費」で、上図の該当の金額-1,600円(NURO光forマンション月額基本料金)で求められます。
「Hands-up会費」とは、簡単に言えば維持管理費で、共用部分の工事費等に充てられます。
「Hands-up会費」は最高900円/月なので、NURO光forマンション月額基本料金は2,500円/月〜1,900円/月で変動します。
私の実際の利用明細を大公開!
最後に2018年7月の明細をお見せしちゃいます!
なんと月額料金は3,409円です!
理由はソフトバンクユーザーだからなんですけどね〜
しっかりおうち割も適用されて、料金には大変満足しています!
光回線でここまで安いのはなかなかないです。
さらに工事費の分割金ですが、これはキャンペーンで毎月割引があります。
なので、NURO光を使っている限り工事費の分割金を払う必要がありません!!
先ほど初期費用を紹介しましたが、実質契約事務手数料の3,000円(税抜)だけです!
ただし、マンションプランにはキャンペーンが適用されませんので、注意してください。
まとめ
この記事では、NURO光の速さと料金プランについて解説しました。
ポイントは次の3点です。
- 「下り最大2Gbps」はベストエフォート値だが、実測値で比較してもNURO光はダントツで速い
- 戸建プランでは、キャンペーンが適用される「NURO 光G2V」がオススメである
- マンションプランは導入のハードルが高いが、その分戸建より安く利用できる
今お使いのものと比較して、NURO光の方が良いということであれば、ぜひこれを機に乗り換えることをおすすめします。
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