iTunesを使ったバックアップって遅くてイライラする……。こんな風に感じたことのあるiPhoneやiPadユーザーは多いはずです。 今回紹介するAnyTrans8はiTunesと同様の機能プラスαを持っていて、軽い動作性が魅力のソフト。AnyTrans7の時も使用してレビューしましたが、今回はバージョンが上がってAnyTrans8になったということで早速使ってみました!
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Contents
AnyTrans8とは
「AnyTrans8」は、iPhone、iPad、iPodなどのiOSデバイスからiCloudやPC間のデータの転送、バックアップを可能にするソフトです。 MacとWindows両方に対応しており、最新バージョンの8では新たに複数の機能が搭載されています。 製品ページ ダウンロード
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視認性に優れた新UIデザイン
バージョン8では、UIデザインが一新されており、メインとなる機能が並んでいるサイドバーが実装されました。追加されたサイドバーのおかげで前バージョンと比べると圧倒的に各種機能にアクセスしやすくなっています。 また、UIデザインを新しくしたことにより、パフォーマンスも向上して64GBのデータをわずか数秒で読み込めるなど処理速度が向上している点も見逃せません。
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簡単で強力なバックアップ機能
AnyTransはTunesでバックアップができない同期された写真・音楽・動画・着信音などもバックアップ可能です。バックアップの種類も以下の3種類用意されており、場面によって使い分けることができます。
- フルバックアップ
- 増分バックアップ
- エアバックアップ
次の節から各種バックアップを詳しく説明します。
フルバックアップ
フルバックアップは、iTunesでサポートしているバックアップデータだけではなく、iTunesサポート対象外であるほかの10種類にわたるデータのバックアップを可能にしており、まさしくフルバックアップの名前にふさわしい機能を実装しています。 また、ワンクリックでデバイス内のデータや設定をすべてパソコンにフルバックアップできる仕組みであるため、パソコンのソフトが苦手な方でも簡単に扱えますよ。
増分バックアップ
増分バックアップは、前回のバックアップ後に変更されたデータのみをバックアップする機能です。フルバックアップの場合だと完了するまである程度の時間を要しますが、増分バックアップだと変更されたデータのみバックアップする仕組みなので、短時間で完了します。 デバイスを一度フルバックアップしたあとは基本的に増分バックアップか次で説明するエアバックアップを使用していく流れが基本になります。
エアバックアップ
エアバックアップは、デバイスとパソコンを同じWi-Fiで接続することでワイヤレスにデバイスを定期的に自動でバックアップしてくれる機能です。増分バックアップと同じく、バックアップは数秒で終わるため、ユーザーの負担にはなりません。 定期的なバックアップは大事ですが、いちいちデバイスとパソコンを接続することがめんどくさい……そんなユーザーニーズを汲み取った機能です。 バックアップ機能の詳細情報はこちら
LINEトーク履歴もバックアップ&移行可能
AnyTrans8をメインコンテンツであるバックアップ機能は上記の3種類ですが、LINEのトーク履歴をバックアップ可能な点も見逃せません。また、トーク履歴は新しいデバイスへ簡単に移行できます。
AnyTrans8で追加された新機能
AnyTrans8では、ミラーリング機能やHEICフォーマットの画像の変換機能、デバイス内のデータの消去機能などさまざまな機能が追加されています。 ここでは追加された代表的な機能を紹介します。
スマホデータ消去
スマホを売却したり、廃棄するときはデバイスの中にあるデータの消去は必須です。手動で行おうとすると手間のかかるデータ消去ですが、AnyTrans8を使えばワンクリックでデバイスのデータを消去することが可能です。
heic変換
iOSが誕生してから画像ファイルのフォーマットはjpgが使用されていましたが、iOS11からheic形式に切り替わりました。高画質かつ容量をjpgの約半分に抑えられるheicは便利ですが、画像フォーマットとしてはjpgのほうが使い勝手が上。 できればiPhoneやiPadで撮影した写真をjpgとして扱いたい……そんなニーズを叶えるためにAnyTrans8では、heicの画像をjpgに変換できる機能を実装しました。
画面ミラーリング
AnyTrans8に実装された画面ミラーリング機能を使うことでiPhoneやiPadの画面をパソコンに投影してミラーリングすることができます。 また、ミラーリングだけではなく、iPhoneやiPadの画面を録画したり、スクリーンキャプチャーもできるため、例えばゲームの動画を録画してYouTubeに投稿したいときなどにも使うことができます。
スマホアプリもAppStoreとGooglePlayから入手可能
AnyTrans8はスマホアプリもリリースされています。アプリ版を使用することによって、AnyTransアプリをインストールしている友達のデバイスと同一のWi-Fiにつなぐことでデータを転送したり、スマホとパソコンをブラウザ経由で接続してデータのやり取りを行うことが可能です。

AnyTrans8の便利ポイント
ここでは筆者がAnyTrans8を使用して特に便利だと感じたポイントを紹介します。
新UIデザインがとても使いやすい
筆者はAnyTrans8の前身であるAnyTrans7からAnyTransシリーズに触れていますが、新しくなったUIデザインがとても良くできており、非常に使いやすい印象を受けました。 特に7にはなかったサイドバーは主要な機能にアクセスしやすく、どのような機能があるのか理解しやすいため、はじめてAnyTransを触った人も迷わずに各機能を使えるはずです。
自動でバックアップを取ってくれるエアバッグアップの使い勝手の良さ
AnyTransには3つバックアップ機能が搭載されていますが、その中でもエアバッグアップはバツグンに使い勝手が良いです。デバイスとパソコンを同じWi-Fiにつなげるだけで自動でバックアップを取ってくれるため、「バックアップを取る」という行為そのものが不要になります。 パソコンをつけているだけで定期的にバックアップを取得してくれるため、バックアップを忘れるということも起こりません。
簡単にできる画面ミラーリング
手軽に画面ミラーリングができる点も便利です。筆者の場合はよくデバイスの画面をスクリーンキャプチャしてパソコンで加工することが多いため、AnyTrans8の画面ミラーリングは重宝しています。 また、直接デバイスとパソコンをケーブルで接続しなくても同じWi-Fi環境にいればワイヤレスで画面ミラーリングができるところもポイントです。
価格
AnyTrans8の購入方法はダウンロードになっており、パソコン1台までインストール可能なシングルライセンス(1年版)が3,980円(税抜)、シングルライセンス(永久版)が4,980円、パソコン5台までインストール可能なマルチライセンス(永久版)が6,908円(税抜)で販売中です。 現時点、シングルライセンス(1年版)ーーー>3980円 シングルライセンス(永久版)ーーーー>4980円 マルチライセンス(永久版)ーーーー>6908円 AnyTransライセンス価格表
簡単にバックアップを取りたいならAnyTrans8がおすすめ
お手軽にiPhoneやiPadなどのデバイスをパソコンにバックアップしたいと考えるならAnyTrans8はとても有効なソフトです。バックアップ面は一度フルバックアップしておけば基本的にあとはエアバックアップだけで問題ありません。 UIデザインも使いやすく、iOSデバイスを使っている多くの人におすすめできるソフトです。 また、AnyTrans8を販売しているiMobie様は、2019年9月20日にリリースされたiOS13の不具合対策やアップデートに関する記事を掲載されています。 まだまだ情報が少ないiOS13ですからiMobie様の情報は貴重ですので、気になる方は読んでみることをおすすめします。 iOS13不具合対策まとめ iOS13にアップデートするガイド
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