近年ではサブスクリプション系音楽配信サービスが浸透してきて、自由に音楽を楽しめるようになってきました。Apple Music もその1つですが、これらの弱点は自分の音楽プレイヤーに入れて楽しむということができない点です。そこで、Apple Music の楽曲を変換&保存して楽しめるTuneFab Apple Music Converterをご紹介していきます。
Contents
TuneFab Apple Music Converterってなに?
ほとんどのサブスク系サービスは楽曲にDRM(Digital Rights Management )がついていて、むやみにダウンロード・複製することができなくなっています。Apple Music もその1つで、たとえば購入した楽曲はiTunes以外で再生することができません。TuneFab Apple Music Converterは、そういったApple Music のDRMを解除して変換&保存してくれるアプリです。
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価格
現在の価格は3,980円です。30日間のお試し期間がありますが、すべての機能を利用することはできません。少し使ってみて機能に満足したら製品を買い取る形式ですね。
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対応ファイル形式
対応ファイル形式は以下になります。一通りの音楽形式には対応しているようですね。
- MP3
- M4A
- AC3
- AAC
- AIFF
- AU
- FLAC
- WAV
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対応音質
TuneFab Apple Music Converterでは、変換時の音質を自由にカスタマイズできます。
- ビットレート:32~320kbps
- サンプルレート:8,000~48,000Hz
(※MP3の場合)
なにが違うのかわからない人は細かく設定する必要はありません。基本的なプロファイルも用意されています。
- High Quality(48,000Hz, 320kbps)
- Normal Quality(44,100Hz, 128kbps)
- Low Quality(22,050Hz, 64kbps)
(※MP3の場合)
注意点としては、音質を上げればそれだけファイル容量は大きくなりますのでストレージに余裕がなければHigh Qualityは選ばないほうがいいでしょう。
TuneFab Apple Music Converterの主な機能
TuneFab Apple Music Converterの主な機能は以下のとおりです。
- ファイル形式変換機能!(MP3、M4A、WAV、FLACなど)
- 驚異の16倍速での高速変換(Windows版のみ)
- オーディオブックの変換にも対応(M4Bオーディオブック、Amazon Audible)
個人的にどのような人におすすめできるのかをまとめてみました。
TuneFab Apple Music Converterをおすすめする人
音楽ファイル変換ソフトは世の中にいくつもありますが、あえてTuneFab Apple Music変換ソフトを使ったほうがいい人は以下のような人です。
- Apple Musicの楽曲をオフラインで楽しみたい人
- Appleのオーディオブックを利用している人
実際に使ってみて感じた感想
さっそく使ってみた感想をまとめてみました!素直な感想として以下のものが挙がりました。
- Apple Musicを解約しても楽曲が楽しめるのはやはりイイ!
たとえば、Apple Music を使っていたけど、お金の問題でサービスを解約しなくてはいけない場合もあるでしょう。そういうときに、TuneFab Apple Music Converterを使ってダウンロードしておけば解約後もApple Musicの曲を保存できます。ほしい楽曲があるときだけApple Music と契約して、それ以外はサブスクリプションを解約しておく、という使い方もできますね。
- 効率的に変換できる!(Windows版のみ)
試しに筆者のノラ・ジョーンズのプレイリスト20曲をまとめて変換してみました。変換フォーマットはMP3のHigh Quality(48,000Hz, 320kbps)で性能を測ってみます。こちらは変換中の画面。Windows版では16倍速で変換ができるので、サクサク変換が進んでいきます。
変換中にiTunesを見てみると変換している楽曲と同じ楽曲がiTunesも再生(音楽は流れない)されていました。どうやらTuneFab Apple Music変換ソフトとiTunesは変換中に連動しているようです。おそらく変換中にiTunesを閉じるのはNGですので注意しましょう。
20曲、総再生時間1時間10分の楽曲が約20分で変換完了しました。さすがのスピードですね。ちなみに、16倍速変換はWindows版でのみ使用できるとのことなので、Macの場合は1時間10分の楽曲を変換しようとすれば1時間10分以上かかるものと考えましょう。アルバムを複数変換したい場合は1日放置する感じになりそうですね。
- 実はAudibleユーザーにとって最強のツールかも?
筆者はこれが一番気に入りました。本を朗読してもらうAudibleは1つのファイルが大きくなりがちです。これをストリーミング再生しているとかなりの通信パケットを消費してしまいます。そこで、TuneFab Apple Music Converterを使えばオフラインで再生することができるので、パケットを気にせず楽しむことができます。裏話ですが、Amazon AudibleのファイルをダウンロードしてiTunesに追加、それを変換してみてはどうかと思いましたが、iTunesに追加することができませんでした(認証を求められますが、それ以上先に進めません)。
- ミュージックビデオやライブビデオなどの動画の変換はNG
Apple Music ではライブビデオやミュージックビデオをライブラリに追加することができます。とくに好きなアーティストのライブバージョンを聞きたい!という人もいるでしょう。そこで、ミュージックビデオやライブビデオから音声ファイルのみ抽出はできるのかと思って試してみました。一応、ファイルを選んで変換までは進むのですが、それ以降はまったく音沙汰なしでした。対応していないファイルがあればメッセージを表示してくれればより親切だと感じました。
音沙汰なし。
これはある程度想定していましたが、動画の変換には対応していないようですね。
- パソコン内のファイルを変換するのもNG
たとえば、すでにCDから取り込んだような音楽ファイルを変換したい、ということもあるでしょう。しかし、ファイルを直接TuneFab Apple Music Converterにドラッグアンドドロップするような機能はないようです。また、iTunesライブラリに追加してから変換すればどうかと思いましたが、動画変換のときと同じように音沙汰がなくなってしまいました。
まずは一ヶ月のお試し利用で
TuneFab Apple Music Converterについてご紹介してきました。いろいろと検証してきましたが、Apple Music の音楽をPCに取り込みたいという場合には絶大な効果を発揮するソフトです。ダウンロードする楽曲数にもよりますが、アルバムを2つでもダウンロードすれば、現在の価格(3,980円)の元は取れるでしょう。
デザインもシンプルで直感的に使えますので、まずはお試しで利用してみてはいかがでしょうか?
<公式ホームページ>
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