Androidの基本操作なのに意外と感覚でしか使えてなかったりするキーボードの切り替え方法。またキーボードの種類が多いのでiPhoneから乗り換えた方には理解が難しいかもしれません。
今回はキーボードの切り替え方法とおすすめのIMEを紹介。なお、キーボードの切り替え方法についてはAndroid10で解説しています。
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Contents
IMEの解説とキーボード(IME)のインストール方法
そもそもIMEとは何でしょう?これは「Input Method Editer」のことで要は日本語を入力するためのアプリです。Androidではそれぞれに仮想キーボードがついていて、IMEを変更することで好きな入力方法が選べるようになります。
ではIMEをインストールしてみましょう。若いひとに人気のある「Simeji」をアプリストアで検索して「インストール」を押します。
インストールが完了したらいったんホームボタンを押して戻ります。
これでIMEはインストールされいるので、次は有効化します。
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キーボードの有効化
アプリ一覧から「設定」を開きます。
下の方にある「システム」を開きます。
「言語と入力」を開きます。
「仮想キーボード」を開きます。
「キーボードを管理」を押します。
ここで有効にしたいIMEのスイッチをオンにします。
警告が表示されるので「OK」を押します。IMEはパスワードの入力やクレジットカード番号の入力にも使うので、信用できるアプリを使いましょう。
今度は注意が表示されますが、これはあまり考えず「OK」で大丈夫です。
これで使いたいIMEがオンになりました。
使いたいIMEだけオンにするようにしましょう。
その方がIMEの切り替え時にすっきりと選択できます。
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キーボードの切り替えを動画で解説
キーボードの切り替え方法は動画でも解説しています。参考にしてください。
キーボードの種類変更方法
複数のキーボードを切り替えて使うにはちょっと慣れが必要かもしません。キーボードの切り替え方がいろいろあるので、順番に解説していきます。
切り替えボタンを使用
キーボードを表示して右下にあるキーボードアイコンをタップ。
キーボードの変更ウィンドウが表示されるので変更したいキーボードをタップ。
キーボードが変更されました。
スペースボタン長押し
スペースボタンを長押しすることによってキーボードの変更ウィンドウを表示させることができます。
このようにキーボードの変更ウィンドウが表示されます。
英語キーボードも同じくスペースバーの長押しで変更できます。
多言語ボタンを使用
GboardやGoogle日本語入力など一部のIME限定になりますが、地球儀の形をしている多言語ボタンをタップすることによって日本語と英語の切り替えが可能です。
英語に切り替わります。
多言語ボタンを長押しするとキーボードの変更ウィンドウが表示されます。
キーボードの変更ウィンドウが表示されます。
おすすめのIME
Google日本語入力
Googleが開発したAndroidにおいて一番メジャーなIMEです。Google検索で得た情報を変換候補に使用するため人名や会社名など固有名詞に強くかつ日本語変換能力が非常に優れているため、ストレスなく使うことができます。
また、「きょう」「きのう」「あした」などと入力すると日付を表示してくれるためとても便利です。
Gboard
Googleが開発したGoogle日本語入力の発展型ともいえるIME。Google日本語入力とは異なり多言語に対応しているため、日本語や英語以外の言語も使用可能。
Gboardの最大の特徴としてキーボードにGoogle検索機能が組み込まれている点が挙げられます。そのため、ブラウザやアプリを切り替えることなくスムーズに検索することが可能。検索はWeb検索以外にも画像検索やYouTube、Googleマップに対応しています。
Google日本語入力のほとんどの機能を備えていて、最新のAndroidではこちらが採用されています。
Simeji
着せ替え機能やキーボードのフォントがカスタマイズできるなど自分好みの見た目にできるのが特徴。顔文字や絵文字も豊富で文章を楽しく彩ることが可能です。オプションである「クラウド超変換」を使うことによって、変換機能がGoogle日本語入力並みに向上します。
また、地味に優秀なのが音声入力。Androidで一番メジャーな音声入力であるGoogle音声入力では句読点を入力してくれませんが、Shimejiでは適切な位置に句読点を自動で入力してくれます。LINEの返事や文章作成で非常に重宝する機能です。
SwiftKeyキーボード
スマホのキーボードにおいて一番メジャーな10キーレイアウトがなく、QWERTYレイアウトのみのキーボード。SwiftKeyキーボードの優秀なところは文字の予測変換。多少の入力間違いがあっても適切な文言を予測して表示してくれるため、文字を高速で入力していくことが可能。スピード重視で文字入力をしたい方に特にお勧めできるキーボードです。
アルテ日本語入力キーボード
Google日本語入力に近い見た目と変換能力を持っているキーボード。最大の特徴はフリック入力やタップ数を減らすために考案されたターンフリック機能が搭載されている点。右にスワイプした後に下にスワイプするなどスワイプ入力に幅を持たせることによって、濁音/半濁音/拗音/連母音などの入力を一発で行うことができます。慣れると非常に早い速度で文字入力が可能になります。
執筆時(2020年9月)時点において、Android10に対応していません
OyaMozc
Google日本語入力やアルテ日本語入力キーボードと同等の変換能力を持っているキーボード。最大の特徴は一部の文字入力配列ファンの間で熱狂的な支持を集める親指シフト配列に対応している点。親指シフト配列は物理キーボードを接続しているとき限定ですが、Androidでも親指シフトを使いたいと考えている方には是非ともお勧めしたいキーボードです。
執筆時(2020年9月)時点において、Android10に対応していません
好みのIMEで効率良く文字入力
Androidには多くの特徴的なIMEが存在します。自分のお気に入りのIMEを見つけることによって気持ち良くかつ効率良く文字入力ができるでしょう。
もし、どのIMEを使えば良いのか分からない方にはGoogle日本語入力をお勧め。癖もなく非常に使いやすいIMEに仕上がっています。
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