iOS 11にアップデートされてから「ファイル」というアプリが追加され、iPhoneやiPadなどの端末内やiCloud Drive内はもちろん、DropboxやGoogle Driveなど外部ストレージサービス内のファイルも参照したり共有できるようになりました。既に活用しているという方もいらっしゃる事でしょう。
今回はそんな「ファイル」アプリを活用した技を一つご紹介します。
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PCからは添付できるのですが…
コミュニケーションアプリ「LINE」のトーク機能は、文字や画像だけでなく、Office等のファイルを添付する事もできますが、ファイルを添付できるのは、2017年11月現在、PC版およびAndroidアプリ版のLINEのみであり、iOSのアプリからは添付する事ができません。
しかし、直接添付はできませんが、iOS端末からも「ファイル」アプリとiCloud Drive経由でファイルの添付ができるのです!
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Officeアプリからは「コピーを送信」
まずは添付したいファイルが保存されている形式のOfficeアプリを起動し、ファイルを選択します(今回は「LINEに添付」という件名のdoc形式ファイルを添付する為、Wordを起動します)。
ファイルを開いたら、画面右上の「共有」ボタンをタップします。
「コピーを送信」を選択します。
共有する方法で、「別のアプリケーションで送信する」を選択します。
画面下にアプリに選択画面が表示されるので、「ファイルに保存」を選択します。
「ファイル」アプリが起動しますので、項目追加の画面で「iCloud Drive」を選択しますが、この時iCloud Driveにファイルを保存する事が許可されている必要があります。
万一許可の設定がされていない場合は、「設定」アプリを起動し、「アカウントとパスワード」→「iCloud Drive」と進み、設定をオンにしてください。
(一時的に)保存する場所を決めたら、画面右上の「追加」をタップすると、iCloud Drive上にファイルが保存されます。保存後、一旦ホーム画面に戻ります。
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iCloud Drive上から、添付するファイルを選択する
再度「ファイル」アプリを起動し、先程ファイルを保存した場所に進んで、当該のファイルを選択し、画面右上の「完了」をタップします。
当該のファイルが開かれますので、画面右上の「共有」ボタンをタップします。
画面下にアプリの選択画面が表示されるので、「LINE」を選択しますが、この時LINEのアクティビティがオンになっていないとLINEが選択できません。
LINEのアクティビティをオンにする場合は、選択画面の上段をスクロールして「その他」を選択し、LINEのアクティビティをオンにしてください。
LINEのトーク作成画面が表示されますので、ファイルが添付されている事を確認の上、送信先と本文を入力して送信します。これで全て完了です!
いかがでしょうか。
少し手間が加わりはしますが、こうする事でLINEにOfficeのファイルを添付する事ができますので、是非お試しください!
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