スマホのキーボードにも個性が欲しい。キーボードの背景を変更することは一般的になってきました。この記事ではiPhoneとAndroidでのキーボードの背景を変える方法をお伝えします。
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Contents
キーボードの背景を変更できるキーボードアプリを使う
とくにiPhoneの場合、標準のキーボードには背景を変更する機能がありません。そこで「キーボードアプリ」を使います。この記事ではとくに人気のある以下のふたつを紹介します。
- Simeji
- Gboard
このキーボードアプリの設定から背景を変更することになります。
順番にみていきましょう。
背景の替え方は動画でも解説しています。
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Simejiでキーボードの背景を変更する方法
「Simeji」は背景画像が多く用意されていて、きせかえキーボードの代名詞とも言えるアプリです。顔文字も他のキーボードアプリより多く用意されていて、幅広い年齢層から支持を得ています。
Android版Simejiで背景を変更する
キーボードの背景を変更するにはSimejiアプリを立ち上げて「写真動画きせかえ」を押します。
写真へのアクセスを許可するか聞かれるので「許可」を押します。
背景に使いたい写真を選択①します。そして「次へ」②を押します。
キーボードのだいたいのできあがりイメージが表示されます。キーボード部分と予測変換の部分(コンパネ)を含めて着せ替えするか、キーボードのみ着せ替えするか選択できます。「次へ」を押します。
「あ」と書いてあるアイコンを押すと、キーボードの「枠」を設定できます。枠なしにしたり、薄いボタンにしたり設定できます。
「A」のアイコンを押すと、文字の「色」を設定できます。できるだけ見やすい色がいいのではないでしょうか。黒までスライドさせて選択してみます。
どんなキーボードにするか決まったら「完了」を押します。
するとプレビューで文字を打ってみることができます。閉じるボタンでSimejiアプリを終了します。
実際に文字を打とうとすると、今作ったキーボードが表示されます。
これで完成です。
自分のお気に入り写真を背景にするのもいいですが、Simejiの特徴である無料・有料のきせかえを使うこともできます。
Simejiアプリの「おすすめ」にはコラボ背景などのおすすめが並んでいるのでここから選ぶのもいいでしょう。
「カテゴリ」を押すと「特殊効果」や「キュート」などカテゴリ別にキーボードが表示されます。
個人的にはシンプルなデザインが好きなのでシンプルの「もっと見る」を押してみます。
この「[無料]青色ボタン」を選んでみましょう。ピンクも良さそうです。
きせかえにはVIPプラン(有料)でないと選択できないものもあります。
Simejiで用意されているきせかえを設定するのは簡単で、「適用する」を押すだけです。
これでキーボードがシンプルで立体感のあるものになりました。Simejiアプリを閉じます。
実際に文字を入力しようとすると、ちゃんとキーボードが反映されています。
とてもたくさんのキーボードが用意されているのでぜひいろいろ使ってみてください。
iPhone版Simejiで背景を変更する
iPhone版のSimejiはAndroid版と比べて少しわかりにくいところがあります。
まずSimejiアプリを開いて「写真動画きせかえ」を押します。
この画面でキーボードを着せ替えていきます。最初から入っている写真がすでに選択された状態になっています。ここから選んでもいいですが「アルバムから選ぶ」を押します。
Simejiが写真にアクセスできるように「すべての写真へのアクセスを許可」を押します。
使いたい写真を探すために「最近の項目」を押します。
謎にすべての写真にチェックマークがついていますが、このチェックマークを押すと画像が選択されます。画像をおすと画像全体が表示されるので確認はできますが、この画面でチェックマークを押さないといけません。
チェックマークのところが①になったら選択できたことがわかりますので次へを押します。
キーボードと予測変換が表示される部分(コンパネ)を写真にしてしまうと顔が切れてしまうので、「キートップのみ」にトリミングしました。「次へ」を押します。
「あ」のタブでボタンの枠線を決められますが、ボタンをつけてしまうと写真の雰囲気が壊れるので、いっそ「なし」にしてみます。次は「あ」のとなりの「A」を押します。
「A」のタブで文字の形や色を決められます。ここは白のままで見やすくするため太字にしてみました。「完了」を押すとキーボードの背景が完成します。
プレビュー画面になるので試し打ちができます。枠線なしでもそれほど問題はないですね。ばつ印でプレビューを閉じます。
実際に文字を打つ画面をみると、Simejiの背景きせかえが反映されています。
つい2年前くらい、iPhoneのSimejiはきせかえがあまり用意されていなかったのですが、現在ではAndorid版と変わらず無料・有料のきせかえなどが利用できます。
「おすすめ」には人気のキーボードが並んでいて、好きなキーボードが選べます。
「カテゴリー」からも好きなキーボードを選択できます。
ではカテゴリーのシンプルから選んでみます。「もっと見る」を押します。
シンプルなキーボードが並んでいますね。「[無料]薄ピンクボタン」を選択してみましょう。
公式きせかえのやり方は簡単で、「無料ゲット」を押すだけです。
プレビューで試し打ちができます。ばつ印でプレビューを閉じます。
実際に文字を打つ画面をみると、Simejiの公式きせかえが反映されています。
他にもたくさんのキーボードがあるのでぜひ使ってみてください。
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Gboardでキーボードの背景を変更する方法
Androidなら最初から使えるGboardでも背景を変えることができます。iOS用のGboardもあって、操作のしやすさから人気のキーボードです。このGboardの背景を変えて使ってみましょう。
Android版Gboardの背景を変更する
今のAndroidであればほとんどの場合、最初からGboardを使っています。もし古いAndroidであれば、PlayストアからインストールしてGboardアプリを立ち上げてください。
ここではAndroid11の画面を使って、最初から使っているGboardの背景を変更していきます。まず「設定」を開きます。
下のほうにある「システム」を押します。
「言語と入力」を押します。
「画面キーボード」を押します。
「Gboard」を選択します。
「テーマ」を押します。
このテーマを設定することでGboardの背景が変えられます。まずは「マイテーマ」を押して、自分の好きな写真でキーボードを設定してみます。
画像の選択画面になるので、背景に使いたい画像を選択します。
指をつまんで(ピンチして)大きさを調整したりドラッグして、キーボードに使われる画像の範囲を決めます。「次へ」を押します。
スライダをドラッグして背景画像の明るさを決めます。決まったら「完了」を押します。
キーの外枠を目立たせるか、目立たないようにするかスイッチで切り替えます。これは目立たない方がよさそうですね。「適用」を押します。
さきほどの適用を押したことで、作ったテーマ(キーボードの背景)が保存されて適用された状態になります。
実際に文字を入力しようとすると、作ったキーボードが表示されます。
もし写真ではなくシンプルな背景などを使いたい場合は、最初から用意されているテーマ(背景)を使うこともできます。
下の方へスクロールして「グラデーション(明)」のピンクを選択してみます。
キーの外枠を目立つようにスイッチをオンにして「適用」してみましょう。
これでテーマが適用された状態になりました。
実際に文字を打とうとするとテーマが適用されて背景の色が変わっています。
ほかにもいろいろあるので好きなキーボードを探してみてください。
iOS版Gboardを使えるようにする
iOS版のGboardで背景をかえたい場合、先にGboardがiPhoneで使えるようにしておく必要があります。ただし、これから解説する手順ではうまくいかないときがあります(iOS14.2の場合)。
まずはAppStoreからGboardをインストールして「Gboard」アプリを起動します。「使ってみる」を押します。
先にGboardの設定をする必要があります。設定手順が説明されているので「使ってみる」を押します。
すると「Gboard」の設定画面になります。「キーボード」を押します。
「Gboard」をオンにして「フルアクセスを許可」をオンにすると、注意画面が出るので「許可」を押してください。するとこのようなスイッチの状態になるので、これで設定が完了します。
「設定」を一度閉じて、「Gboard」アプリを開きます。「OK」を押します。
するとこのような画面になります。
これでGboardのインストールが完了して使えるようになりました。
うまくいかない場合はこの記事最後にある動画を参考にGboardを使えるようにしてから、背景を変更してください。
iOS版Gboardで背景を変更する
背景を変更するためにGboardアプリを開いて「テーマ」を押します。
「カスタム」を選択します。
キーボードに使いたい写真を選択します。
枠の位置を決めて「選択」を押します。
カスタマイズ画面で「背景」のスライドを移動して写真の明るさを決めます。
背景に写真を使う場合は「キーの背景を有効にする」をオフにしておくといいでしょう。
テキストの色も変更できますが、この写真の場合は「白」のままが良さそうです。カスタマイズが決まったら「完了」を押します。
これで作ったテーマが保存されて適用された状態になります。
実際に文字を打つときには、ちゃんとキーボードが表示されます。
背景が写真ではなく、色だけのシンプルなキーボードにしたいと思うかもしれません。しかし現在のiPhone(iOS14.2)では正常にカスタマイズができない状態であることを確認しています。
これはしばらくすればGoogleが修正すると思われますが、現状ではシンプルなキーボードにしたいならSimejiを使ったほうがいいでしょう。
キーボードを実際に切り替える方法
ここまでキーボードの背景を変更する解説をしてきましたが、実際にスマホで使うキーボードとして設定が必要になります。以下の動画を参考にして設定してみてください。
Androidの設定はこちらの動画で解説しています。
iPhoneの設定はこちらの動画で解説しています。
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